
就任2年目のロドリゲス監督は今季、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で来年2月の決勝に進出したが、リーグ戦は最終節を残して8位。ルヴァン杯、天皇杯も逃し、国内主要タイトルは無冠に終わった。クラブは先月31日、ロドリゲス監督について「2022シーズンをもって監督職を解除する」と発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37fb2a455140b6e4f08ed80610c70196fc417eb4
オンラインで会見した浦和のリカルド・ロドリゲス監督

「クラブの判断で私が監督として継続せず、別の監督とこのプロセスを続けるというものだった。1人1人それぞれの立場でいろんな判断を下していく中で、私はその決断を尊重します。この2年間で様々なことを獲得してきたので、私としては胸を張って去ることができる」
「クラブに要求されたのはタイトルを取ること。それは(昨季の天皇杯優勝で)できた。目標だったACLへ参加でき、決勝に駒を進めることができた。この決勝にいることができないのが一番心が痛い」
「今季は、自分の監督のキャリアで最も難しいシーズンになった。日本人と外国人の戦術的なところ、メンタルのところの融合がかなり大変な作業になったけど、最終的にはできたと思っている」
「今後もここで仕事をするのが最も望んでいたことだった。みんなで同じ方向で向かっていくということです。でも、クラブのフロントのところでも変化があり、私も続投の難しさは少し感じていた。このプロセスを別の方と続けることは少し前からフロントが決めていたのかもしれない。サッカーはこういう世界なので、そこは尊重する。監督として浦和を2年を過ごし、自分も成長できてとてもうれしく思う。我々が勝ち取ることができるものは勝ち取ったと思う。そこには誇りを感じる。浦和の監督として仕事ができて光栄に思う」
