
日本代表MF三笘薫(25=ブライトン)が、負傷時の率直な心境をフランスメディア「エソンヌ・インフォ」に語った。
昨夏にJ1川崎からブライトンへ移籍すると、昨季はレンタルでベルギー1部サンジロワーズでプレーした中、昨年11月にA代表初選出され、敵地で行われた3月のカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦で途中出場から決勝ゴールを含む2得点を決めるなど、すっかり森保ジャパンに定着した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fc89aa43233d9b2605fed32051a359f96980006
クリスチアーノ・ロナウドをベンチから間近で見て、ついにここまで来たか、と思った

しかしブライトンに復帰した今季、W杯メンバー発表前だった先月14日のブレントフォード戦で右足首を負傷。試合終了までピッチに立ったが、三笘は「試合が進むにつれて痛みはひどくなったが、プレーをやめることはできなかった。ねんざの経験は多いので程度は大体わかるけど、骨折だったらW杯は欠場だっただろう。直後は、その可能性も頭をよぎった」
幸い、負傷は深刻な状態ではなく、先月29日のチェルシー戦で復帰。リーグ初先発で今季初アシストをマークした。1日に発表されたカタールW杯メンバーにも順当に選ばれた。三笘は「(W杯へ)ベストなコンディションで臨もうと自分を追い込んでいたことが、ケガのタイミングにつながったのかもしれない」と振り返った。
23日にドイツとの1次リーグ初戦を控える本番に向けては「W杯は初戦の勝敗で大きく変わるので、まずは初戦のドイツ戦で全力を尽くしたい」と意気込んだ。
またイングランド・プレミアリーグで受けた刺激も大きいという。8月7日のリーグ開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したときのこと。自身の出番はなかったが「クリスチアーノ・ロナウドをベンチから間近で見て、ついにここまで来たか、と思った。そういう選手が相手チームにいることが、自分を奮い立たせてくれる」と明かした。
