マンU、エメリ初陣のヴィラに敗戦…主将C・ロナウドは“取っ組み合い”で警告

プレミア

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プレミアリーグ第15節が6日に行われ、アストン・ヴィラとマンチェスター・Uが対戦した。

アストン・ヴィラはウナイ・エメリ新監督の初陣。0-4で敗れた前節ニューカッスル戦からの先発変更は2人となり、ジェイコブ・ラムジーらが先発で起用された一方、フィリペ・コウチーニョはベンチメンバーからも外れた。対するマンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督は、3日に行われたヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ戦からスタメンを1枚のみ変更。ブルーノ・フェルナンデスが累積警告でメンバーから外れたなか、クリスティアーノ・ロナウドがキャプテンマークを巻き、ドニー・ファン・デ・ベークやアレハンドロ・ガルナチョも先発で起用された。

【スコア】
アストン・ヴィラ 3-1 マンチェスター・U
【得点者】
1-0 7分 レオン・ベイリー(アストン・ヴィラ)
2-0 11分 リュカ・ディニュ(アストン・ヴィラ)
2-1 45分 オウンゴール/ジェイコブ・ラムジー(マンチェスター・U)
3-1 49分 ジェイコブ・ラムジー(アストン・ヴィラ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/af743c0fa3ac8bacbc0231164af87324804cca22

ミングスと取っ組み合いを繰り広げたC・ロナウド

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試合の均衡が敗れたのは7分、アストン・ヴィラが先制に成功する。ラムジーのスルーパスにレオン・ベイリーが抜け出し、圧巻の加速でペナルティエリア内に侵入。左足を振り抜いてゴール右下へと流し込んだ。

さらに11分、アストン・ヴィラがリードを広げる。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーのリュカ・ディニュは左足一閃。正確な一撃をゴール右上隅へと突き刺した。

いきなり2点を追いかける展開となったマンチェスター・Uは、34分に連続して決定機を迎える。ペナルティエリア左でボールを持ったガルナチョが相手DFを揺さぶってから左足を振り抜いたが、枠をとらえていたシュートは相手GKエミリアーノ・マルティネスに阻まれる。さらにその十数秒後、左からのクロスにC・ロナウドが頭で合わせたが、これもE・マルティネスの好セーブに遭う。

その後も押し込むマンチェスター・Uは、前半終了間際に1点を返す。ペナルティエリア手前でこぼれ球を回収したルーク・ショーが思い切って左足を振り抜くと、ラムジーに当たって軌道が大きく変わる。さすがのE・マルティネスも反応できず、ボールはゴールに吸い込まれた。

1点リードで折り返したアストン・ヴィラは、後半立ち上がりに再び点差を広げる。相手の中途半端なクリアを回収してカウンターを仕掛け、オリー・ワトキンスがドリブルで左サイドを切り裂いていく。ペナルティエリア左まで運んでからマイナス方向にグラウンダーで折り返すと、ペナルティエリア中央でフリーとなったラムジーが合わせてゴールネットを揺らした。

アウェイチームにとってフラストレーションが溜まる展開のなか、61分にC・ロナウドの怒りが爆発する。クロスに合わせようとペナルティエリア中央にポジションを取ったが、相手DFタイロン・ミングスに体を抑えられ、そのまま取っ組み合いに発展。激昂したC・ロナウドがミングスを押し倒すと、両軍が慌てて仲裁に入った。「暴力行為」の可能性でVARによるチェックも入ったが、C・ロナウドとミングス双方にイエローカードが提示されて両成敗となった。

マンチェスター・Uの反撃は及ばず、アストン・ヴィラが逃げ切りに成功した。アストン・ヴィラは2試合ぶりの勝利で新体制白星発進。マンチェスター・Uはリーグ戦6試合ぶり黒星で今季4敗目となった。



日本語ハイライトはこちら→https://youtu.be/9eJGPV46j0k

両者は10日のカラバオ・カップ(リーグ杯)3回戦でも対戦する。次のリーグ戦は13日に行われ、アストン・ヴィラは敵地でMF三笘薫擁するブライトン、マンチェスター・Uは敵地でフルアムと対戦する。
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