
チャンピンズリーグ(CL)では未勝利で敗退を喫したセルティックだったが、スコティッシュ・プレミアシップではここまで圧倒的な強さを披露。前節終了時点で2位のレンジャーズに勝ち点差「7」をつけ、首位を独走している。好調をキープしたままFIFAワールドカップカタール2022の中断期間に入るためにも、勝利が必須な3連戦の2戦目を迎えた。
セルティックは前節のダンディー・ユナイテッド戦(○4-2)からスターティングメンバーを6名変更。旗手怜央はリーグ7試合連続のスタメン入りを果たし、古橋亨梧は2試合ぶりに先発に名を連ねた。前田大然はベンチから出番を待つ。
【スコア】
マザーウェル 1-2 セルティック
【得点者】
0-1 15分 古橋亨梧(セルティック)
0-2 84分 前田大然(セルティック)
1-2 86分 ロス・ティアニー(マザーウェル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/726e8a44624fc58f8a6540ff6be4668c8d7330c1
古橋と前田のゴールでセルティックが7連勝

前半に1点をリードしたセルティックだったが、その後はなかなか追加点を挙げられず。19分にアーロン・ムーイ、33分に旗手、34分にはジョタがシュートを放ったが、得点には結び付かない。試合はセルティックの1点リードでハーフタイムに突入した。
後半に入ってもセルティックが試合の主導権を握ったが、なかなか決定的な2点目が奪えない。終盤に差し掛かった80分、アンジェ・ポステコグルー監督は前田とオリヴァー・アビルゴールをピッチに送り出す。するとその前田が早速大仕事。84分、自陣右サイドからボールを持ち運んだデイヴィッド・ターンブルが逆サイドに展開すると、左サイド高い位置で待っていたのは前田。ファーストタッチで加速して対峙する相手を振り切り、左足で冷静にゴールネットを揺らした。前田の今季3点目で、セルティックが試合を決定付けた。
直後に1点を返されたセルティックだったが、その後も攻撃の手を緩めない。残り時間わずかとなっても相手ゴールに迫る場面を作ったが、これ以上の得点は生まれず、試合はタイムアップを迎えた。セルティックがリーグ7連勝を記録している、なお、古橋と旗手は共に69分までのプレーとなった。