
現在はメジャーリーグサッカーのDCユナイテッドで監督を務めるルーニーは、現地メディア『talkSPORT』に出演。クリスティアーノ・ロナウドの振る舞いに眉をひそめる。
10月に行なわれたトッテナム戦(2-0)で、C・ロナウドは交代出場を命じられたが、それを拒否し、試合終了前に“早退”するという行動に出た。これに対し、エリク・テン・ハーフ監督はトップチームでのトレーニングを禁じ、直後のチェルシー戦でメンバー外とする“罰”を与えたが、その後、背番号7はチームに合流している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f53366b41e27fa5375975e3944d98394cb2659e2
現役時代はC・ロナウドと共闘したルーニーが苦言を呈した

「もちろん、彼と(リオネル・)メッシはフットボール史上最高の選手であり、誰かがそうじゃないと言ったとしても、それは覆らない。でも、彼がシーズン当初からしてきた行動は、マンチェスター・ユナイテッドにおいて許されることではないと考えている。ロイ・キーンが彼を擁護したのを見た。彼は僕の意見を受け入れないだろう。だが、ユナイテッドが再建しようとしている今、クリスティアーノの行動は不要な“気晴らし”だ」
さらに、監督に対する態度にも言及した。
「クリスティアーノは、頭を下げて、その時に備えて仕事をすべきで、監督が必要とする時に力を発揮しなければならない。そうすれば、彼は戦力だ。でもそうでないなら、チームにとっては不要な邪魔者になるんだ」
また、古巣を率いているテン・ハーフ監督については「本当によくやっていると思う」と労っている。
「ここ2~3年で初めて、ユナイテッドのアイデンティティを感じられる。クリスティアーノに対する対処も、彼の強さと性格を表わしている。彼はこの仕事にふさわしい。時間はかかると思うが、トップ4に入り、再びチャンピオンズリーグに出場することができれば、なおいいね。
元同僚のダレン・フレッチャー(現コーチ)から、どのように彼が仕事に取り組んでいるのか教えてもらっているんだ。選手やスタッフがここ数年の状況よりもずっと幸せであると聞いているよ。本当に素晴らしいことだ」
