
UAE遠征メンバーがオフとなった18日、日本代表のベースキャンプ地ではドーハに残っていた3選手が汗を流した。脳震とうから復帰の過程にある遠藤は室内トレーニングののち、ピッチ外でもボールを使ったある程度、強度の高いトレーニングを実施。発熱を伴う体調不良だった三笘はランニングが中心となったが、最後の方ではボールを蹴る姿も見られた。
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遠藤、守田、三笘が18日にトレーニング実施、26名全メンバーが集結

26名全員がドーハに集まったものの、まだ全員で同じ練習メニューができる日は先になりそうだ。それでも森保一監督は、23日に行われるW杯初戦のドイツ戦に彼らが間に合う希望を捨てていないようだ。
「ドイツ戦の選手起用に関しては、これまでの活動、直近のカナダ戦を踏まえて考えていく。カナダ戦からは(メンバーが)代わるかなと思っています。今、ここで3人が別メニューのトレーニングをしていますが、彼らの起用を含め、状態を見極めたうえでドイツ戦に向けてメンバーを決めていきたい」と、3選手のドイツ戦起用を諦めていない。
そして、「カナダ戦にはチームとして合流できなかった彼らが、どういうふうに仕上がるか分かりませんが、この活動の直近までは自チームでプレーできています。回復ができれば、即合流は問題ないかなと思っています」と、続けた。
その一方でカナダ戦ではDF板倉滉(ボルシアMG)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、FW浅野拓磨(ボーフム)が負傷から復帰して先発出場した。彼らの状態について、リバウンドの有無を問われた指揮官は「現状、問題ありません」と言い「本人たちも試合の出場経験があいたなかで、昨日のカナダ戦で強度の高いなかでプレーができたのは自信になっている。今日3人の顔を見ても、非常に良い顔をしていました。W杯に向けて手応えとなる上げ方ができていることが窺える表情でした。チームにとっても、リバウンドがないということで、良い結果になったと思っています」と、カナダ戦でテーマにしていたコンディショニングに成功した手応えを語った。
また、FIFAは試合前2日前からチームが非公開練習にできることとしているが、森保監督は、試合前4日前の明日から冒頭以外は非公開にすることを明言。26名の選手が揃った森保ジャパンが、いよいよ打倒ドイツに向けての準備を本格化させる。
