https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2350f2d5b30e935ef6c6a15df5362f7c36c193
「このような試合ができて嬉しく思う」
「ただ、その後に多くの若い選手を投入した結果、敗けてしまった。敗北について語るのはあまり好きではないけれど、ガンバ大阪は良い試合をしていたし、結果には納得している。彼らとの対戦は若い選手たちにとって良い経験になったと思う。1試合目に比べて内容は良かったし、このような試合ができて嬉しく思う」
オーストリア出身のグラスナー監督は、LASKリンツ、レッドブル・ザルツブルクを経てドイツに渡り、ヴォルフスブルクを率いた後に現職に就任。在任1年目でクラブをヨーロッパリーグ優勝、今シーズンもチャンピオンズリーグのベスト16進出に導くという手腕が高く評価され、欧州でも注目を集める存在だ。
そんな指揮官は、浦和とG大阪という2つのJクラブと対戦した印象を、このように述べた。
「私のキャリアにおいて、Jリーグのクラブとの対戦は初めて。今回のツアーで対峙し、とても良い印象を持っている。全体として選手は才能を持っていると思うし、技術的にも非常に良いものがある。また、多くの選手が最後のシュートまでプレーする意識を持っていて、ポジティブな印象が強い。
ただ、ドイツとの違いと言えば、まずフィジカルの面。フィジカルの強さ、そしてインテンシティの部分は違うと感じている。特に1対1になった場合の強さは異なった印象を受けた。しかし、本当に良い選手がいるリーグだなと感じた」
また会見の最後には、監督自らがマイクを持って感謝を述べる場面も見られた。
「私からチームを代表して、日本の皆さんにお礼を申し上げたい。ガンバ大阪、浦和レッズと、素晴らしい2つのスタジアムで、素晴らしい雰囲気のなかで試合ができた。どこにいても腕を広げて歓迎してくれるということを感じられた。私たちがその期待に応える良いゲストであったなら嬉しい。いつになるかは分からないけれど、また来日してお礼を申し上げる機会があればいいなと思う」