
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4d625c714330839e5f4b62c0ad52052b250ba9

「明日、我々にとってのW杯開幕戦を迎えるにあたって今、非常に楽しみにしている気持ちが大きいです。選手もスタッフもいい準備強いてくれていますし、これまで積み上げてきたことを、明日の試合では今のベストを発揮するということで、アグレッシブに、我慢強く、そしてW杯に挑むチャレンジ精神を持って思い切ってプレーしてほしい」
―チームの状態について。守田も含め26人全員が起用できる?
「26人全員がそろってトレーニングできている。今日の練習が終わってみないと分からないところがあるが、明日のドイツ戦も現段階では全員戦えるメンバーとして考えられるいい状態にある」
―相手はドイツ。
「まずは日本のサッカーにとってクラマーさんという偉大な素晴らしい指導者が、東京五輪、メキシコ五輪の時に日本のサッカ-の発展の大きな存在として貢献していただいた。その他にも現在まで素晴らしい指導者、選手の方々がドイツから日本に来てくださって、日本のサッカーの発展に大きな貢献をしてくれた。ドイツの皆さんには感謝申し上げたい。我々もW杯でチャンピオンになったことものあるドイツは目標にして、常に学びの手本となる存在だった。今もそれは変わらないが、日本が力をつけている。ドイツのことも学びながら、日本らしく日本の良さを持って追いつけ、追いこせと今、戦っている。明日の試合も(相手がドイツで)いろいろな思いがあるが、まずは対戦相手がどこであろうと、今のベストをぶつけられるように戦いに挑めれば」
―鎌田の先発は?
「明日のスタートメンバーですけど、そこは明日の試合に楽しみに待っていただければ。我々が勝利を目指して戦う上でベストなメンバーを選んで試合に臨みたい。鎌田大地を初めとする今回選出している多くの選手たちはブンデス1部で7人、2部で1人プレーしている選手がいる中で、彼らが普段、世界トップのリーグの中で培ってきているものを自信を持って発揮してもらえれば」
―先発はもう選手に伝えている?
「トレーニングをしている中で、先発の部分においては、準備していることでほぼ分かっていると思います。ただし常に練習の中で、相手の練習の中で変わるかもしれないというところも全体で持ちながら準備している。最終的には試合直前ですが、おおよそのことは選手たちにも伝わる用にしてトレーニングを積んできている」
―11月1日、メンバー発表では「行雲流水」と心境を語った。今は?
「全く同じ気持ちです。これまでやってきたことに自信もありますし、選手たちとともに成長のためにいろんな変化に対応しながら力もパワーアップして積み上げてこられた。常に後悔することなく試合に臨めているという部分では現段階でも自信を持って、あとは選手が躍動してくれることを願っている。躍動してくれていることを想像すると楽しみだが、試合に向けては、行雲流水の気持ちは変わりません」
―明日に向けて選手に掛ける言葉は。
「まずは目の前の試合に最善の準備をして全力を尽くすことで戦いに臨みたい。一戦一戦出し切って戦うことはW杯でも考えていかなければならない。余力を残して戦えるような相手ではない。全力を出し切って戦って、疲労疲弊した選手がいれば、いい選手がたくさんいるので、26人総力戦で戦っていければ。ベスト16の壁を破ってベスト8に行くという目標を持っている。ただ目標ありきではなく目の前の今が1番大切」
―カタールとイランが敗れた。守備的に入った。改めてどういうふうな姿勢で入っていきたいか。
「カタールやイランの試合は結果内容ともに見させてもらって中で、どう戦っていくかということも考える材料になっている。アジアの出場国とともにアジアの力をこのW杯の舞台で発揮するという部分、結果的には今アジアは2敗しているこということですけど、アジア一つになってアジアのレベルを世界に示したいが、そこは我々は我々なので、戦い方を参考にした上でドイツ戦に挑む。目線は同じで、(マヤが言っていた勝つ為に戦う的なこと)その気持ちは変わらずですが、相手が強いことも認識しなければいけない。いい守備からいい攻撃にということはこのW杯で勝つために絶対的に必要だと思い、これまでもずっと積み上げて準備してきた。全ての流れの中でどういう流れになっても何をしなければいけないか考えて粘り強く我慢強く戦うことは準備しておかなければいけない」
