ワールドカップ期間中も、各クラブの補強担当者は、チームの向上につながる選手の獲得に向けて目を光らせている。すでにこの冬のマーケットで小林友希のセルティック移籍も発表された。
イタリアのメディア『Sportal』によると、セリエB(イタリア2部)のカリアリが、鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎に関心を寄せているという。
高卒1年目で開幕戦に出場し、ルーキーシーズンからゴールを記録した荒木は、2021年シーズンにJ1の36試合に出場して10ゴールと二桁得点を達成した。だが、2022年シーズンはケガで長期離脱を余儀なくされ、出場13試合の1得点にとどまっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac814ea24e4944837bad5f487420f496b5cf49a1
21年にはベストヤングプレーヤー賞に輝いている荒木
Sportalは「洗練された足技を持つトップ下で、中盤のすべての役割をこなすことができる若手」と紹介。「ネレオ・ボナートSDを魅了したのは主にユーティリティ性と才能」と報じた。
『Transfermarkt』によると、荒木と鹿島の契約は2023年1月まで。Sportalは「2023年にフリーで失うことを避けるために、手が届く額で放出するかもしれない」という点も重要と伝えている。
先週就任したボナートSDは、会見で「新たな才能の発掘は、国内外のあらゆるマーケットをチェックできるかということだ。現在のデジタルプラットフォームが役立つ」と述べている。
「ミスのリスクをできるだけ減らし、あるいはゼロにしつつ、最善の選択ができなければいけない。スカウティング活動はクラブによって異なる。うまく進めていくためには、まず何よりもクラブと環境を深く知ることが重要だ」