
勝ち上がるためには、日本戦はもちろん、続くドイツ戦でも勝利して勝点6にする必要がある。そのためにはゴールを挙げなければいけないが、同時にスペイン戦で機能しなかった守備を立て直すことも必要だ。点を取りに前に出てくるのか。傷を広げないために守るのか。彼らの出方は当然、日本の試合運びにも影響を与える。
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「最低でも勝点1以上で、絶対に負けないことだけは意識したい」

まずは自分たちが失点しないことの重要性を語った鎌田だが、アジア最終予選では引いた相手とも戦った経験があるだけに、コスタリカに守備を固められた時のイメージも持てているという。
「(南米)予選を見ても(コスタリカは)、本当に最後の部分で戦ってきたり、身体を当ててみんなで守ってくる。大量得点をするイメージはないですが、そういうプレーやカウンターで、点を入れてみんなで守り切るチーム。自分たちはある程度、ボールも持てると思いますし、引かれた相手に対しても足もとがあるメンバーが日本には多い。相手に引かれても崩していけると思う」と、自信を見せた。
ドイツ戦では、チームで最も多くの距離を走っているというデータが出たことも話題となった。「走っているところは間違いないと思う」と言う鎌田は、「ドイツ戦では見ていても、『ボールが来ていれば』というシーンが多々あった。そこに関しては、試合が終わってから選手にも要求をしている。しているからこそ、あれだけの走行距離も出ている。しっかりやることを変えずに、いつもどおりにできたらいいと思う」と語った。
豊富な運動量を見せた鎌田だが、「コンディションは問題ない。フランクフルトで中2日、中3日の試合でもフルに出ていた。中2日じゃなく、中3日あるのでコンディションに心配はない」と連戦にも不安はないと語った。コスタリカ戦でピッチに立てば、ドイツ戦以上に攻守のつなぎ役となる場面が見られるかもしれない。
