
試合は12分にアルバロ・モラタに先制点を許したものの、48分に堂安律が同点弾を挙げると、51分には三笘薫の折り返しを田中碧が押し込んで勝ち越しに成功し、2-1で逆転勝利を収め、初の2大会連続となる決勝トーナメント進出を果たした。
ベンチスタートとなった冨安は1点リードしていた69分から途中出場し、勝利に貢献した。試合後、「状況的に出るなら右ウイングバックだなって想定をしていた。自分の中では問題なく入れたかなと思います」と振り返った。
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「自分たちを過小評価し過ぎずに戦うステップに進んでもいいのかなと思っている」

また、バルセロナでプレーし、長年スペイン代表でも活躍してきたJ・アルバとの対戦には「でもプレミアでやっているんで、日常が出せたかなって思います」と日々トップレベルの選手たちと対戦していることを強調しつつ、「まあ、でももっともっとできると思います」と自信を覗かせた。
グループ初戦のドイツ代表(FIFAランキング11位)戦に続き、スペイン代表(同9位)戦でも逆転勝利を収め、グループEを首位で突破した日本代表。冨安は「もちろん90分すべてではないかもしれないですけど」と前置きをしながら、「自分たちを過小評価し過ぎずに戦うステップに進んでもいいのかなと思っている」と自身の考えを明かした。
さらに、「ここからはノックアウトステージになりますし、しっかりと勝ちにいくアクションを起こすことも、日本が次のステップに進むことにおいて必要なことかなとは思います」と強豪国への歩みを始めることもできると語った冨安は、「それをこのタイミングでやるのか、それともまだ違うタイミングでやるのかは、チームとして共有しないといけない。もちろんそれは監督が決めること」とも強調した。
それでも、「90分そのように振る舞えるかは分からないですけど、実際ドイツ戦やスペイン戦の後半はある程度やり合う形で戦って実際に逆転できている」と結果に出ていると話しながら、「だからといって力があるって簡単に言えるわけではないですけど、次のステップに合わせて進まないといけない国だと思っています。そこはこの大会でも示せていけたらいい」と今後の戦いを見据えた。
