
アーセナルDF冨安健洋は、今週中にチームのトレーニングに復帰するようだ。
日本代表としてカタール・ワールドカップを戦った冨安。ドイツ戦やスペイン戦に出場して優勝経験国2チーム相手の逆転劇に貢献すると、ラウンド16のクロアチア戦ではフル出場。チームはPK戦で敗れたが、世界中に衝撃を与えたチームの一員として活躍を見せた。
そんな冨安だが、現在ドバイでトレーニングキャンプを行っているアーセナルに合流したことが先日伝えられていた。そして『EXPRESS』など複数メディアによると、同じく敗退したガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル代表)、グラニト・ジャカ(スイス代表)とともに今週にもトレーニングに復帰することになるようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eedf32ab53b839b5eec76fd366d66c39b9e9db4
起用法に注目

なお『EXPRESS』によると、すでにトーマス・パーティ(ガーナ代表)やベン・ホワイト(イングランド代表を途中離脱)はチーム練習に合流済み。一方で準々決勝で敗れたイングランド代表のブカヨ・サカ、アーロン・ラムズデールの復帰は未定のようだ。フランス代表として準決勝に進んだウィリアム・サリバ以外、アーセナルの選手はすべてカタールW杯から姿を消している。
アーセナルは今回のドバイキャンプ中に2つの親善試合を行っており、今後ミランとユヴェントスとの対戦を控えている。『EXPRESS』は「ミケル・アルテタが試したい3つのこと」としつつ、「3人目のストライカーの発掘」、「モハメド・エルネニーとサンビ・ロコンガにプレータイムを与える」こととともに、「ホワイトのセンターバック起用」を挙げた。
「今季右サイドバックとして大活躍を見せ、そのパフォーマンスで代表にも招集された。完ぺきな状態で戻ってきたが、プレミアリーグ再開後もその役割を続けるだろう」
「しかしガブリエウとサリバのどちらかが負傷した場合、冨安が右サイドでプレーが可能なため、ホワイトはセンターバックとして最適なオプションとなる。2つの親善試合でセンターバックとしての出場機会を与えるのは、アルテタにとって重要になるだろう」
