ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今季限りで契約満了となる。同リーグのドルトムントやスペイン1部の名門バルセロナからのアプローチも噂されているが、その移籍可能性とともに鎌田が抜けることを想定し、フランクフルトが興味を示す“後釜”について地元紙が報じている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2e3f8b4aee4105f7f78956dc3cb0a10de90fafc
ドイツ代表MFユリアン・ブラントの名前を例に挙げた
鎌田は今季フランクフルトで公式戦22試合に出場し、12得点4アシストをマーク。カタール・ワールドカップ(W杯)でも日本代表の一員としてベスト16進出に貢献した。昨シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇という十分な功績を残し、今後のステップアップの噂も絶えない。
契約満了の時期も迫るなか、ドイツ地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」が取り上げた候補がドルトムントとバルセロナだった。記事では「鎌田はクラブを選べる立場にある。ドルトムントだけでなくもう1つの欧州トップクラブが獲得レースに加わっており、それは驚くべきことにバルセロナだ」と伝えており、実際に鎌田が去った場合の“後釜候補”にも言及している。
同紙は「フランクフルトにはクリエイティブなプレーヤーの退団に備える時間がある」としたうえで、例として名前が挙げたのはドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ブラントだ。「ブラントを始め、クラブは何人かの後継者候補を考えている。この26歳はトップクラブに向けた成長のステップを示す向上心に合致する」と指摘し、「アイントラフトは財政的に限界まで頑張らなければならないし、もちろんブラントもフランクフルトのやり方に納得することが先決であろう」と締め括っていた。