ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)に所属する日本代表DF板倉滉の現地評価は相当高いようだ。ドイツ誌『キッカー』でもブンデスリーガ2022-23シーズン前半戦におけるセンターバック部門のランキングで上位に食い込んでいる。
『キッカー』は毎年夏のオフと冬季中断期にそれぞれ過去半年ブンデスリーガで活躍した選手たちをポジション別ランキングで格付け。22日には第15節までのパフォーマンスに基づくGKとCB部門のランキングを公開した。後者には負傷の影響でリーグ戦6試合にしか出場していない板倉がランクインしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d86f520e7dad0e39f5208b838db7e43eb6d1fa8e
負傷離脱も現地メディアの評価は上々
CBランキングの首位に輝いたのはリーグでは1位のバイエルン・ミュンヘンのフランス代表DFダヨ・ウパメカノ。2位はリーグ2位のフライブルクのドイツ代表DFマティアス・ギンターと続き、『キッカー』はこの2人を“国際級”と評価。“全国級“となったリュカ・エルナンデス(バイエルン)、マッツ・フンメルス(ボルシア・ドルトムント)、マタイス・デ・リフト(バイエルン)は3位~5位につけている。
そして、同じく“全国級”の板倉は6位に。ボルシアMG加入直後からフル出場での起用続くも9月中旬のトレーニングで左膝の内側側副靭帯の部分断裂と重傷を負い、長期離脱を強いられながらもランクイン。負傷前の第5節マインツ戦の53分にレッドカードを受け、カタール・ワールドカップ(W杯)前最後の試合となったボルシア・ドルトムント戦は終盤からの途中出場で復帰。クラブでは実質リーグ戦4試合半の出場にとどまりながらも上位に食い込んでいる。同誌の編集部内の同選手への高い評価がうかがえるかもしれない。
同ランキングではW杯で大活躍のクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(RBライプツィヒ)は7位に位置。それについては夏に負傷を負いリーグ戦ではなかなか調子が安定しなかったと説明されている。なおドイツ代表DFニクラス・ジューレ(ドルトムント)は14位となった中、前々回からランキング首位を走り続けていたDFニコ・シュロッターベックはドルトムント移籍後のプレーが低く評価され、ランク外となった。