プレミアリーグは27日に第17節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドとノッティンガム・フォレストが対戦した。
カタール・ワールドカップによる中断が明け、いよいよ再開したプレミアリーグ。C・ロナウドの退団もあった中で迎えた再開初戦でマンチェスター・Uは、フランス代表としてW杯決勝を戦ったヴァランが早速先発入りを果たすと、好調のラッシュフォードやカゼミーロ、ブルーノ・フェルナンデスら主力がスタメンで出場した。一方でマグワイアがベンチスタートとなり、ショーが左センターバックに入った。対するフォレストでは、古巣対戦となるリンガードらがスタメンに名を連ねている。
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マンチェスター・Uが勝利
試合は序盤からマンチェスター・Uが攻勢。6分にゴール前の混戦からマラシアが強烈なシュートで相手GKを襲う。そして20分には先制に成功。CKからエリクセンが低いボールを入れると、相手を剥がしてフリーとなったラッシュフォードがそのままダイレクトで叩き込んだ。見事なサインプレーから、好調のエースが先制点をもたらす。勢いに乗るマンチェスター・Uは、23分にも追加点。自陣深い位置でカウンターを発動すると、左に抜け出したラッシュフォードがカットインからラストパス。受けたマルシャルがネットを揺らした。早々にリードを2点に広げる。
しかし40分、フォレストも反撃。ゴールやや遠い位置でFKを獲得すると、大きなクロスにイェーツが合わせてネットを揺らした。だが最後にボリーに当っていたとして、VARレビューの結果ゴールは取り消しに。マンチェスター・Uは失点を免れ、2点リードで前半を折り返す。
後半も攻勢のマンチェスター・Uは、56分にブルーノ・フェルナンデスのラストパスからアントニーが決定機を迎え、さらに60分にもマルシャルもビッグチャンスを手にしたが、いずれもGKのファインセーブに阻まれる。それでも相手陣内でプレーする時間を増やし、主導権を渡さない。77分にはエリクセンとヴァランを下げ、フレッジとマグワイアを投入。チームの安定を図る。すると終盤にはフレッジが3点目。そのまま失点を許さず、3-0で勝利を収めた。
この結果、マンチェスター・Uは公式戦4連勝を達成。C・ロナウドの退団後、公式戦2試合連続で勝利を収めている。勝点を29まで伸ばし、1試合消化が少ない中で4位トッテナムと1ポイント差に迫った。