
FIFAワールドカップ・カタール大会の激闘を終え、サムライブルーの選手たちは再び所属クラブでの戦いが再開する。
上位争いを展開しているチームといえば、ブンデスリーガ2位につけているフライブルク所属のMF堂安律に注目が集まる。今夏にフライブルクへ移籍した堂安は、カタール大会でもドイツ&スペイン相手にゴールを決めるなど大活躍。その勢いをフライブルクへ持ち込むことが期待される。
好調“2位”の現状にベテランFWが語る手応え

現在首位バイエルンとの勝ち点差は4ポイントとなっており、首位奪取も不可能ではない。戦力的にはバイエルンが有利ではあるが、フライブルクのチャンスもゼロではない。
独『Kicker』によると、チームを支える34歳のベテランFWニルス・ペーターゼンも通常とは異なるシーズンになっていると手応えを口にする。最初の夢はチャンピオンズリーグ出場権獲得であり、出番が限られているペーターゼンも現状を楽しんでいるようだ。
「クラブ全体が大きく発展している。15試合を終えてこの順位とあれば、手放したくはない。僕たちには勢いがある。これまで以上に優れた選手を獲得できたし、今はスタジアムを満員にできる。欧州トップと戦えることも分かっている。もちろんCLは夢だよ。まだゴールには遠いけどね。クラブは成長段階にあるし、謙虚であるべきだ」
「監督は定期的に出番をくれるから、チームには居場所がある。リラックスしているよ。現実的でないとね。僕は34歳だ。以前はチームが後れを取っていることも多かったけど、今は多くのゲームでリードしているからね。FWの僕を頻繁に投入する必要がないんだよ」
同じブンデスリーガでは鎌田大地、長谷部誠が所属するフランクフルトも4位と奮闘しており、ブンデスリーガでプレイしている日本人選手には欧州カップ戦を狙うチャンスがある。昨季はフランクフルトがヨーロッパリーグを制するなど、成果も出ている。
