
敵地での戦いとなるものの、勝点差は「9」も開いており、カタールワールドカップ以降は4連勝中、ここ3試合で計10ゴールを記録するなど、現在の勢いはセルティックが上回っている。
好調なセルティック攻撃陣のなかで出色のパフォーマンスを見せているのが、古橋亨梧だ。ここまでの14得点はリーグ単独トップであり、3試合連続ゴールを記録中なのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc7c8b05e33378df7153bebfbb3827e74a1ed99
セルティックで好調ぶりをアピールしている古橋。はたしてレンジャーズ戦ではどんな活躍を見せるか

持ち味を存分に発揮し、チームを牽引するサムライには現地メディアからも期待は高まっている。英紙『Daily Record』は現地12月31日に掲載した特集記事のなかで古橋のここまでの好調ぶりを伝えている。
まず、同メディアは「キョウゴはまだダービーで魔法のような瞬間を迎えていない」として、まだレンジャーズ戦でのゴールがないと触れながら「月曜日にその時が訪れ、クラブ史上でも最高の選手として位置づけられるはずだ」と主張している。
その上で、「ライバルチーム相手にゴールを決めていないからと言って、セルティックのトップクラスのストライカーと判断されないと言っているのではない」と見解を示すと、セルティックの歴史のなかでも屈指の存在であると称賛した。
「実際、キョウゴは1年前、リーグカップ決勝のハイバーニアン戦で2ゴールを決めてトロフィーを手にしたのだから、ファンの心のなかに彼の居場所はすでに確立されているのだ」
また同メディアは、「チャンピオンズリーグの夜やヨーロッパの大舞台がパークヘッドの選手としての評価を高めるように、レンジャーズとの試合もそうだ」と大一番で結果を残すことで、プレーヤーとしての評価がさらに上がると強調。
加えて「彼は3試合で4ゴールを挙げているプレミアシップのトップスコアラーだ。今こそ、彼の腕前を発揮する時だ」と、ライバルからの初ゴールへの期待を綴っている。
同メディアは他にも「セルティックでのキャリアでまだ足りないのは、レンジャーズ戦でのゴールだけだ」と指摘。日本人選手など新たな戦力も加わるなか、背番号8が宿敵との一戦でエースとしての貫禄を見せてくれると期待したい。
