フランクフルトは、1月の移籍市場で日本代表MF鎌田大地ら主力選手を手放すことはないようだ。オリヴァー・グラスナー監督が明言した。
フランクフルトでは、鎌田やフランス人DFエヴァン・ヌディカとの契約が今年6月までに迫っている。一定の移籍金を得るには今冬のマーケットが最後のチャンスとなるこの2人のほか、昨夏に加入したばかりでカタール・ワールドカップ(W杯)で存在感を示したフランス代表FWランダル・コロ・ムアニなど、複数の主力選手の去就が話題となっている。
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選手たちからも、ここに残って後半戦は必ずうちでプレーしたいというフィードバックを受けている
しかし、主力陣を今冬に放出することはないようだ。グラスナー監督はクラブの公式ウェブサイトで、「色々なことを読むが私は選手たちと話しており、リラックスしているよ。1月中はうわさ話が続くだろう」と語ると、「マルクス・クレシェ(強化担当)が明確に言った。主力選手を手放すつもりはないと。それに選手たちからも、ここに残って後半戦は必ずうちでプレーしたいというフィードバックを受けている。クラブや選手たちからのシグナルはみんな残ることを示し、私も安心して眠れるね」と続けている。
なおフランクフルトは、ドバイで4日~14日までのウィンターキャンプを実施。W杯後ドバイで休暇を過ごしていたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェはすでにクラブでの練習に参加した一方で、日本に帰国中の鎌田は現地で合流する予定となっている。オーストリア人指揮官はこれについて、「日本はW杯で次のラウンドに進出し、ドイツはそうできなかったため、ダイチ・カマダは直接日本からドバイに向かい、マリオ・ゲッツェは初練習をフランクフルトで迎えていた。本当にその通りだよ」と笑っていた。