4日に開催されたブンデスリーガ第19節ホッフェンハイム戦で3試合ぶりの白星を飾ったボーフム。同試合では浅野拓磨が今季のブンデスリーガ初ゴールを決めていた。DFBポカールのラウンド16で相見えるのはブンデスリーガで現在3位につけているドルトムント。公式戦4連勝中と絶好調のドルトムントをホームに迎えた。浅野は2試合連続のスタメン出場。一方、ドルトムントはマッツ・フンメルス、ジュード・ベリンガム、セバスティアン・ハラーらが先発に名を連ねた。
【スコア】
ボーフム 1-2 ドルトムント
【得点者】
0-1 45+2分 エムレ・ジャン(ドルトムント)
1-1 64分 ケヴィン・シュテーガー(PK/ボーフム)
1-2 70分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bb806bc46697e9e5b6629089dc445c1620e25b3
途中出場で決勝弾を挙げたマルコ・ロイス
後半に入るとボーフムが反撃へ。徐々にチャンスの数を増やす中で迎えた60分、敵陣でセイディー・ヤンコがクリアボールを回収する。フィリップ・フェルスターが右サイドへはたくと、ボールを受けたアントニー・ルジアが右足を振り抜いた。このシュートがジェイミー・バイノー・ギテンスの腕に当たり、ハンドの判定でボーフムにPKが与えられる。このPKをケヴィン・シュテーガーがゴール中央に叩き込み、ボーフムが試合を振り出しに戻した。
同点に追いつかれたドルトムントは、失点直後にバイノー・ギテンスとハラーを下げ、マルコ・ロイスとアントニー・モデストをピッチに送り出す。すると投入からおよそ5分後にそのロイスが大仕事。サリフ・エズカンのスルーパスからベリンガムが斜めのランニングで背後のスペースに飛び出し、ペナルティエリア左でGKを引きつけて中央へ折り返す。走り込んだロイスが難なくゴールネットを揺らし、ドルトムントが勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップ。ドルトムントがボーフムとの“ダービー”を制し、2シーズンぶりに準々決勝へと駒を進めた。一方、ボーフムは2シーズン連続のベスト8入りを逃すことに。浅野はフル出場を果たしたものの、公式戦2試合連続ゴールとはならなかった。