久保は23分、ペナルティーエリア内浅い位置で、相手のクリアミスから左足でボレーシュートを放って今季4点目を記録。また63分には右サイドからクロスを送り、エスパニョールDFレアンドロ・カブレラのオウンゴールを誘発した。FWアレクサンデル・スルロットのゴール含めて3-0としたソシエダは、終盤になってエスパニョールに2点を返されたものの、1点リードを維持したまま試合終了を迎えている。ラ・リーガはゴールシーン以外でも印象的なプレーを連発した日本代表MFを前節バジャドリー戦(0-1)に続いてMVPに選出している。
【スコア】
エスパニョール 2-3 レアル・ソシエダ
【得点者】
0-1 23分 久保建英(レアル・ソシエダ)
0-2 51分 アレクサンダー・セルロート(レアル・ソシエダ)
0-3 63分 レアンドロ・カブレラ(OG/レアル・ソシエダ)
1-3 74分 セルジ・ダルデル(エスパニョール)
2-3 87分 ブライアン・オリバン(エスパニョール)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3122992659a164fcd73f76f7ea888ec4e4b0d2ff
ソシエダがリーグ戦3試合ぶりの白星
「最後には後方に下がって苦しむことになりました。もっと良い試合にできたと思いますけど、まあ悪い流れを切れたので。悪い流れを断ち切って再び勝ち点3を獲得できたことが大切ですし、僕たちを追っている4位、5位に少し差をつけられ、落ち着いた1週間を過ごすことができますね」
降格圏エスパニョールに苦しめられたことについては、自身もマジョルカやヘタフェで残留争いに参加した経験を振り返った。
「下位にいるチームのことは分かっています。僕も経験したことがありますから。彼らは(自分が経験したことと)同じような状況にいますし、そういったチームは本当に圧迫してききて、困難な試合を強いられることになります。でも前半に得たリードが役に立ちましたね」
加えてインタビュアーがボレーシュートを称賛し、「どのようにミートさせたのですか?」と問うと、その説明をせずにチームの問題点について言及するストイックさを見せた。
「いえ、僕はもっと求めているので。もっと自分たちに要求していきたいので。全部に満足しているわけではありません。馬鹿げた形でボールを失うこともありましたし、最後は疲労もあったので……」
「まあ、このチームの大量得点に参加できたことはうれしいです。ただ欠点とまでは言えないかもしれませんが、ここ最近の試合については自分たちを責める必要があると思います」