
明治安田生命J1リーグ第4節が12日に行われ、セレッソ大阪とサガン鳥栖が対戦した。
リーグ戦3試合未勝利スタートとなったC大阪は、8日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節のFC東京戦で待望の公式戦初白星。同試合からのスターティングメンバー変更は7人となり、香川真司が復帰後初のリーグ戦先発出場を果たした。一方、前節でリーグ戦初勝利を挙げた鳥栖は、同試合から1人のメンバー変更で試合に臨んだ。
【スコア】
セレッソ大阪 2-1 サガン鳥栖
【得点者】
1-0 38分 香川真司(C大阪)
2-0 52分 加藤陸次樹(C大阪)
2-1 86分 本田風智(鳥栖)
https://news.yahoo.co.jp/articles/56f92f9967f374bbe64ce8c4a1d3853034db12e9
鳥栖戦で先制点を挙げた香川真司

目まぐるしく攻防が入れ替わるスリリングな展開のなか、38分に先制したのはホームのC大阪だった。毎熊晟矢が高い位置で相手からボールを奪い、ルーズボールを回収した加藤陸次樹が中央へと折り返す。ボックス中央で待っていた香川が左足ダイレクトボレーで冷静に合わせ、ゴールへと流し込んだ。香川は2010年5月15日のヴィッセル神戸戦以来となるJ1リーグでのゴールとなった。
1点リードで折り返したC大阪は、52分に追加点を獲得。為田大貴が左サイドからクロスを送ると、ボックス内で相手のマークを外した加藤が頭で合わせる。ゴール右へと流し込み、加藤は今季初ゴールとなった。
追いかける展開となった鳥栖はC大阪にボールを握られる苦しい時間が続くが、86分に1点を返すことに成功する。中野伸哉が堀米勇輝とのワンツーパスでペナルティエリア左に侵入。マイナス方向に折り返すと、ボックス中央に飛び込んだ本田風智が合わせて押し込んだ。
鳥栖に反撃ムードが漂うなか迎えた90分、長沼洋一がこの試合2枚目のイエローカードを受け取り退場。アウェイチームは数的不利で1点を追いかけることになった。