
指揮官はまず、カタール・ワールドカップ(W杯)は自国が予選敗退に終わった一方で、ドイツとスペインを破る快進撃を見せた日本へのリスペクトも込め、意気込みを次のように語った。
「とても難しい試合になると思う。ワールドカップで強豪国相手に素晴らしい活躍を見せた日本が相手ということで、自分たちが今どれくらいの位置にいるのか知る絶好の機会になる。今、我々はチームを作っている途中で、若い選手たちを起用しているが、是非彼らと共に勝利を収めたい。明日は私たちにとって、とても良いテストになる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bb45baf4ac6682552f7b9333d4f25c43090f661
「明日は私たちにとって、とても良いテストになる」

日本の印象については「両サイドに速い選手たちがいて、攻守の切り替えや、攻撃も非常にコンパクトで、サイドを縦とピッチを幅広く使いながら戦えるチームだと思っている」と回答。そのうえで、大舞台での記憶を交え、こうも伝えた。
「2014年のブラジル大会でグループステージの最終戦を戦ったので、その時の日本も見ているし、その後の2018年、今回のカタールと日本の戦いを見てきた。大きな進化を遂げていると思う。日本の選手たちは今や世界のトップリーグでプレーするようになった。
Jリーグに関してもユースカテゴリーから才能のある選手たちを次々に輩出している。20年、30年前はそういったトップリーグでプレーする選手はいなかったので、それがいかに日本が良い取り組みを行なっているかの表れだと思う」
コロンビアにはお馴染みのハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)に加え、37歳となった今もスペイン1部でプレーするラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)がいる。会見の最後、この大黒柱の話題を触れられると、絶対の信頼を明かした。
「ファルカオはまだまだ代表に貢献できる選⼿。仮に90分出られなくても20分、15分、30分といった時間でもプレーできる。あらゆる意味でチームに貢献できる選⼿」
出場すら果たせなかったカタール大会のリベンジへ、南米の雄は意気込み十分だ。初勝利を目ざす新生森保ジャパンにとって、相手に不足はない。
