
シュツットガルトは5日、DFBポカール準々決勝でニュルンベルクとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。シュツットガルトのMF遠藤航とDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気は74分までプレーしている。
ラウンド16でパーダーボルンを下したシュツットガルトは、直近のウニオン・ベルリン戦を完敗しリーグ戦5試合勝ちなしとなってラッバディア監督を解任。ヘーネス新監督が就任した中、遠藤、原口、伊藤は引き続き揃って先発となった。
観客動員の遅れによって30分キックオフが遅延となった一戦。
ラウンド16でデュッセルドルフを下した2部で現在13位のニュルンベルクに対し、[3-5-2]を採用したシュツットガルトは遠藤と原口がインサイドMF、伊藤が左センターバックでスタート。
https://news.yahoo.co.jp/articles/46cdf830d10e3831829093c475a2cc2ab3cafd6e
シュツットガルトがドイツ杯4強

互角の攻防で立ち上がった中、シュツットガルトがポゼッションでは上回る展開で推移。
長く膠着状態が続いた中、結局、前半は互いに好機を生み出しきれずにハーフタイムに入った。
迎えた後半、開始5分に伊藤がミドルシュートで牽制したシュツットガルトは、直後のCKからアントンがオンターゲットのヘディングシュートを浴びせた。
良い入りを見せたシュツットガルトが攻勢をかける中、63分にも伊藤がボックス手前左からミドルシュート。GKが弾いたルーズボールをファイファーが詰めたが、シュートは枠を捉えきれなかった。
さらに71分、ギラシーのミドルシュートでGKを強襲したシュツットガルトは直後にもビッグチャンス。だが、遠藤の浮き球パスに抜け出したギラシーのシュートはGKイェンセンのファインセーブに阻まれる。
それでも83分、シュツットガルトが押し切る。決めたのは10分前に投入されていたミロ。伊藤のスルーパスを受けたミロがボックス内へ侵入。GKとの一対一を制した。