「ハニートラップ」も日常茶飯事!槙野智章が振り返るACLの「過酷すぎる環境」とは? | footcalcio

「ハニートラップ」も日常茶飯事!槙野智章が振り返るACLの「過酷すぎる環境」とは?

ACL

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ついに決勝を残すだけとなった今季のAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)。浦和レッズとアル・ヒラルが、現地時間4月29日にリヤドのキング・ファハド国際スタジアムで、5月6日に埼玉の埼玉スタジアム2002で激突する。

両試合を独占生放送する『DAZN』の第2戦の解説は、浦和OBの槙野智章氏。それに合わせてが槙野氏がACLの思い出、そして今季ファイナルの展望などを語ったインタビューが、4月27日に公式YouTubeチャンネルの『サッカーダイジェストTV』で配信された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba5ebf69abeb21cc49388b71e9d6c887ca13121b

「ACLの楽しさを知ってからは、トラブルが逆に恋しくなった」

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槙野氏はサンフレッチェ広島、浦和、そしてヴィッセル神戸でACLに計7回出場の百戦錬磨。最初はJリーグとは様々な意味で異なる環境に戸惑ったそうだが、「ACLの楽しさを知ってからは、トラブルが逆に恋しくなった」という。

ACLのアウェー戦では、トラブルが文字通り日常茶飯事だったという。例えば、移動用のチームバスが来ない、そのチームバスが車に突っ込まれる、持ち込んだ食材が盗まれる、さらにスタジアムの出入口が封鎖されたケースもあったという。

さらに槙野氏は、ホテル絡みでもストレスも多かったと回顧。宿泊先が急に変更されたこともあるうえ、選手たちが連番で部屋が取れないようにされ、空いている両サイドの部屋に工事が入って騒音で睡眠妨害されたケースもあったという。

その極め付けが、いわゆる“ハニートラップ”。槙野氏は「しかも、夜は売春婦が僕らの部屋をピンポンしてくるんですよ。めちゃくちゃあります! 嘘だと思うかもしれないですけど、ホントにあります!」と振り返った。

こうした心理戦はACL特有で、「それだけ過酷なことを乗り越えて試合に臨んでいるので、ACLは選手にとっても勝利の価値が高い」と槙野氏は熱っぽく語った。

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現在の浦和も、有形無形の様々なプレッシャーやストレスと戦いながらアジアの頂点を目指している。ACL決勝もやはり必見だ。
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