このままセリエA無得点でミラン1年目を終えるのだろうか。
今季イタリアの地で大苦戦を強いられているのが、ミラン所属のベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(22)だ。
昨夏にクラブ・ブルージュから3500万ユーロの移籍金で加入したデ・ケテラエルは、ミランにとって今季の目玉新戦力だった。そのエレガントなパフォーマンスから、カカーのような存在になってほしいと期待したサポーターもいるだろう。
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今季よりミランでプレイするデ・ケテラエル
しかし、初の5大リーグは甘くなかった。ここまでデ・ケテラエルはリーグ戦28試合に出場し、未だ0ゴールだ。それどころか、全コンペティション合わせて1353分間プレイして0ゴール。移籍後初ゴールが決まらないまま終盤戦を迎えてしまった。
明らかに期待はずれの結果ではあるが、伊『Gazzetta dello Sport』はミランがまだ諦めていないと伝える。
「ミランにデ・ケテラエルを手放す考えはない。来季にすべてを賭けている」
理由の1つは、セリエA無得点のデ・ケテラエルを欲しがるクラブが多くないということだ。3500万ユーロで獲得したことを考えると、それに近い額を回収したいと考えるのが自然だろう。現状それは難しく、ミランは来季のデ・ケテラエル爆発に賭ける考えのようだ。