
セリエA王者ナポリは、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英を注視している。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が30日、報じた。
今シーズン、33年ぶり3度目となる悲願のスクデットを獲得したナポリ。2年間にわたってチームを率いたルチアーノ・スパレッティの退任が発表された一方、すでに来シーズンに向けた補強計画が進められている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73cfb094989ac7c52911bc596b5da757350beab8
ターゲットは「スペインで台頭する若手」である久保建英

そんな中、イタリア紙は、「ADL(アウレリオ・デ・ラウレンティス会長)と日本人選手のクボ…東アジアの才能へ向けられた視線」の見出しでナポリの動向を報じている。今夏、日本人選手の獲得に熱心なデ・ラウレンティス会長。フリーで獲得可能な鎌田大地を巡る「デュエルはミランが制した」が、ナポリ会長は「選手探しを続行していることを認めた」。
そしてそのターゲットは「スペインで台頭する若手」である久保建英と見られている。「バルセロナのカンテラに所属した過去を持つレアル・ソシエダの22歳ウィンガーのことがかなり気に入っている」とされており、その理由として「ラ・リーガで示したその才能と、左サイドにも適応できる右ウィンガーという特徴」を挙げている。
昨夏の韓国代表DFキム・ミンジェ獲得が大当たりしたナポリ。今度は「国境をさらに越えようとしている。日本は、あらゆる意味で、のどから手が出るほど手にしたい」模様で、韓国に続いて、日本へと市場を拡大し、ファン獲得を画策している。久保の「考えはサン・セバスティアンで成長を続けること」かもしれないが、「デ・ラウレンティス会長は、交渉の席に座るため、どれほどの可能性があるのかを把握しようとしている」とみられる。
