昨季の二の舞を避けるべく、今季は順調に勝ち点を積み重ねていきたいと誰もが願っていたことだろう。だがそんな思惑とは裏腹に、シュツットガルトは開幕から勝ち星がないまま下位で低迷。当時、スベン・ミスリンタートSDのペジェグリーノ・マテラッツォ監督に対する信頼は非常に厚かったが、最終的には解任せざる得なかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44067bb68d350ff73aaedc029bf05c832023d66c
今季ブンデスリーガで16位フィニッシュ、2部3位との入れ替え戦へ
結局、ラッバディアは第26節ウニオンとの試合を0-3で落とすとクラブを去ることとなり、代わりにやってきたのがセバスティアン・ヘーネスだった。ラッバディアは本職CB(センターバック)のウラジミール・アントンを右SB(サイドバック)、ウイングタイプのFWサイラス・カトンパ・ムブンパをCF(センターフォワード)で固定する起用法がファンに受け入れてもらえずにいたが、ヘーネスは適材適所での選手起用に加え、若手選手を積極的に出場させ、特にオフェンスに関してダイナミックで躍動感あるプレーを引き出せている。
またシュツットガルトはアウェーで苦戦が続いており、昨シーズンはわずか1勝、今季も第32節終了時点で1勝止まりだった。そんななか、第33節マインツとのアウェー戦を4-1で勝利。残留に向けて大きな一歩を踏んだことで、ヘーネスへのファンからの評価は非常に高いものとなっている。ただ、最終節のホッフェンハイム戦ではホームで満員のサポートを受けながら、1-1の引き分け止まり。同節にレバークーゼンに3-1で快勝したボーフムにかわされ、2部3位との入れ替え戦に回る16位でレギュラーシーズンを終えることになった。
以前、ミスリンタートSDは次のように話していたことがある。
「我々はヨーロッパで最も平均年齢が若いチームだ。こうした状況で戦い抜く覚悟を持たなければならない。成長を目指し、明確な分析をしていくことが重要になる。明確なテーマと試合の状況を作り出すことが大切だ」
試合運びの経験、試合の流れの作り方という点でまだまだ発展途上にいるチームだというのは分かるし、そうしたなかで成長を見せているのも確か。とはいえ悪くはないパフォーマンスのままでは、試合に勝ち切ることはなかなか難しい。
そんなチームにおいて、キャプテンとして、そして中盤の要として遠藤がチームに果たしている貢献は非常に大きい。インテリジェンス高くピッチ全体の状況をスキャンし、最適なプレーを選択する。そのプレーは若手選手にとってこれ以上ない支えなのだ。
「やられて課題が出るっていうところが次につながると思っている。少しずつ良くしていくしかない」
以前、遠藤はそんなことを話していたことがある。問題があってもすぐにすべてが解決できるわけではない。状況やエリアに応じて、いつ、どこで、誰が、どのように動くのか。誰かが動いたら、そのスペースを誰がどのようにカバーするのか。そうした意思疎通を練習、試合を通してクリアにしていく作業を重ね、決定的なプレーができるように取り組んでいるのだ。
第33節のマインツ戦でチームを勝利に導いた遠藤のプレーをドイツのテレビ解説は大絶賛していた。
「走りながらこぼれてきたボールを前に運んで、トラップからダイレクトでアウトサイドボレーシュート! ワールドクラスのプレーだ。何度も繰り返して見たいプレーですね」
誰が監督になってもキャプテンは遠藤だった。大事な時に必ずチームを救うプレーを見せてきた。失望が連続で襲ってきても苦しい顔を見せず、プレッシャーが積み重なっても視線は前を向いている。
第13節ボルシアMG戦後にボランチでのプレーについて話してくれたことがあった。
「やっぱりボランチでプレーすると、攻守(の局面)で状況を変えていかなきゃいけない。奪ったあとすぐに裏のスペースを狙ったり、そうしたプレーを続けていくっていうところプラス、チームとしてさらにどうしたら点が取れるのか、どうしたらやられないのかを考えていければ」
入れ替え戦(ホーム&アウェー)の相手はハンブルガーSVに決まった。かつて1部常連だった古豪クラブだ。簡単な相手ではない。遠藤を中心に“悪くはない”試合から“勝てる”試合へグレードアップさせるために、この決戦に臨みたい。
コメント
個人的なHSVにはスケープゴートクされた恨みがあるので、遠藤には是非とも連中を2部に叩き落としてもらいたい
実力的にはヴォルフスブルクやボルシアMG、レバークーゼン、プレミアなら中位でもやれると思う
ただ、年齢が引っかかってプレミアにも上位クラブにも移籍しづらいんだよな
残留を手土産に、ステップアップして欲しいけど
このままクラブに残るんじゃないかな
高徳にあんな仕打ちをしたハンブルガーが昇格できるわけない
ずっと2部以下にいなさい
シュツットガルトに残っても毎年残留争いだしもういいでしょ
チームも金が無くて伊藤と共に遠藤も売るみたいだし、残留させて移籍してほしい
ガチでブライトン無いかな。カイセドの代わりに。
だからカイセドと遠藤じゃ選手としての特性が真逆だと何度
>>7
遠藤は8番タイプだけどね
何度も言ってるらしいが、何度も言われるほどアンカータイプの選手ではない
>>1
ゴートクになにしやがったん?誰か教えて
>>1
調べたら記事あった。
何年もチームに貢献して支えて、誰もがやりたがらんキャプテンまで務めた選手に対してすげー酷い扱いやな。しばらく2部にいろ。
ガチでブライトンみたいに決定力ないんだね
ハンブルガーやわらかかったから。この結果は読めたけどね
強度に耐えられないでしょうツヴァイで失点多すぎだからw
弱いチームで元Jリーガー出られないのは個人のせいじゃない場合もある
>>8
遠藤にカイセドみたいな高精度パスを出す能力はない
>>2
シュツットガルトには勿体無いよな
伊藤も
残留できたとしても移籍してほしいわ
ワールドクラスなら何年も残留争いするクラブにいないんよ
遠藤は年齢がね
ハンブルガーは降格シーズンひどかったよなぁ
チーム全体がひどかったのに本当に全部高徳一人のせいにして