アントワープが66年ぶりの優勝。左膝手術の三好康児は最終戦ベンチ入りも退団の意向 | footcalcio

アントワープが66年ぶりの優勝。左膝手術の三好康児は最終戦ベンチ入りも退団の意向

海外日本人選手

1

◇ベルギー1部上位プレーオフ最終節 アントワープ2―2ゲンク(2023年6月4日 ベルギー・ゲンク)

アントワープが1957年以来、66年ぶり5度目の優勝を勝ち取った。首位で最終節を迎えながら勝ち点1差をつける3位ゲンクに終盤まで1―2とリードを許す苦しい展開。同時進行の他会場ではアントワープと得失点差で2位のサンジロワーズが4位クラブ・ブリュージュを1―0とリードして1935年以来の優勝に突き進んでいた。しかし、サンジロワーズは後半44分から失点を重ねて逆転を許し、ゲンクが瞬間的に首位に浮上。その中でアントワープは後半アディショナルタイム4分にDFアンデルウェイレルトが約20メートルのミドル弾。鋭い一撃をゴール左上に突き刺して2―2の引き分けに持ち込み、土壇場で優勝の条件を整えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c72c8c371256fca43102bfbc6459416ccc097f3b

アントワープが66年ぶりのリーグ優勝…来季CL予選へ

就任1年目のファンボメル監督は開幕9連勝で滑り出し、最後は劇的な形で優勝。「信じられない。同点ゴールのあとはいろんな感情に見舞われた」と喜びに浸った。

開幕9連勝に貢献したアントワープの三好康児(26)は昨年10月に左膝前十字じん帯を損傷して手術を受け、最終節で8カ月ぶりのベンチ入りを果たしたが、出番はなし。優勝を祝う歓喜の輪に加わったが、ベルギーの地元紙「ヘット・ニュースブラッド」によれば、加入4季目のシーズンを終えて退団の意向を表明。「素晴らしい4年間だったが、最後のシーズンになると思う。毎年、新しい監督が来て選手の入れ替えもたくさん見てきた。その中で成長できて良かったと思う」と語ったという。

アントワープは元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメルが指揮。日本人MF三好康児も在籍しているが、今季は負傷もあり、リーグ戦10試合の出場にとどまっていた。

タイトルとURLをコピーしました