国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもあるサッカー関連調査機関『CIESフットボール・オブザーバトリー』が6月5日、最新の市場価値ランキングを発表した。
日本人でトップ100に唯一食い込んだのがレアル・ソシエダの久保建英だ。5850万ユーロ(約82億円)で90位にランクインしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/70f3851f68ccebae1394d862f8fbae0fd0efbe9d
ソシエダ1年目で攻撃の中心として躍動した久保
これにスペインの大手紙『Mundo Deportivo』が反応。「クボはすでに世界のトップだ」と題した記事を掲載。次のように綴った。
「レアル・ソシエダの素晴らしいシーズンは注目せずにはいられない。選手たちシーズンを通して成長し、その結果、彼らの市場価値は全体的に上昇した。一部の選手はより大幅にアップした。これまでの自己最高記録である9ゴール・7アシストを記録し、名門チームで素晴らしいシーズンを送り、チャンピオンズリーグでプレーする権利を獲得したタケ・クボのことだ」
同紙は「オブザーバトリーは現在、移籍した場合の実質市場価値が最も高いサッカー選手100人の中にクボを5850万ユーロで90ソシエダの唯一の選手である」位に位置づけている。彼はこのグループに入ったと紹介。こう続けている。
「3冠まであと一歩のところにいるマンチェスター・シティで最も傑出した(ジョゼップ・)グアルディオラ監督の選手の一人であるベルナルド・シウバ、アシュラフ・ハキミ、アレックス・バルデ、ジョン・ストーンズ、キングスレー・コマンといった世界的スターより上にいっている」
記事は「選手は来シーズン、ソシエダで成功するのを決意している」と久保の去就について綴ったうえで、こう続けている。
「もちろん、彼のレベルが上がり続け、90位より上昇してさらにエリートに近づいたら、(SDのロベルト)オラベと(会長のホキン・)アペリベイの電話は爆発するだろう」