
昨年9月のドイツ遠征以来となる復帰を果たした。この時に森保ジャパンが戦った2試合で、出場機会はない。その“最終テスト”を経て発表されたカタールワールドカップのメンバーに選ばれることもなかった。
4年のサイクルを経て今年3月に第2次森保ジャパンが発足したが、そこにも名を連ねることはできなかった。それでも、代表に対する気持ちは変わらなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8989d251caffedcd640e57e60be1d8d5035ebe5c
昨年9月以来の代表復帰

その“評価”という部分についても聞いてみた。自分の中で、何が光った部分と捉えているかを知りたかったからだ。旗手は、次のように説明する。
「向こうに行って今シーズンに関しては数字を求めていたので、そこは明らかに昨年より出ているのかなと思いますし、ペナルティエリア付近でのプレーだったり、攻守においての自分のタスクを与えてやっていたので、そういったところもまだまだですけど、良くなっているのかなと思います。そういうところを評価して、また呼んでもらえたのかなと思う」
淀みなく話す旗手に対し、エルサルバドル戦とペルー戦へ懸ける気持ちの強さを聞いてみると、「2試合だけじゃなくて毎試合高ぶっているので。日頃からモチベーションを高くやっている」と答え、先述したように変わりなく高い意識を持っていることを強調した。
川崎フロンターレでプレーしていたときからさまざまなポジションでプレーできることを強みとしており、当落線上とされていた東京五輪メンバーに入ったことも、そのポリバレント性が評価されたことが要因の一つだった。
その多くを4バックで戦ってきた森保ジャパンはカタールワールドカップで3バックを使い、3月の2試合では偽SBを用いるなど、現時点で多くのポジションが用意されていることが想定されている。本人の中でどのポジションでアピールしたいかを尋ねると、「自チームでやっているのが攻撃のポジションなので、そこのポジションで勝負したいなというのはあります」と語り、その幅広さではなく、自分の強みを出すことに集中していることを示している。
