世界を席巻する中東マネーが、スコットランド屈指の名門で活躍する旗手怜央にも関心を示しているようだ。
英紙『Daily Record』は6月26日付けで「レオ・ハタテがアル・イテハドと“リンク”。セルティックのスターが、サウジアラビアへのメガマネー移籍を持ちかけられている」と題した記事を掲載。センセーショナルな情報をこう伝えている。
「アンジェ・ポステコグルーがトッテナムへの加入を希望しているとされるセルティックのMFは、新指揮官ブレンダン・ロジャースの宝だ。現在サウジアラビアでは、大金を投じてアル・イテハドがこのMFの獲得レースに加わったと報じている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/63597aeabc787dccf9f091308002d60aa2a9290d
「彼らの富がスコットランドに影響を与えようとしている」
ニューカッスル買収にも資金を提供したPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)は、ここ数週間、自国クラブに大金を注ぎ込んでおり、カリム・ベンゼマ、エヌゴロ・カンテといった選手たちがクリスティアーノ・ロナウドに続き、石油の豊富な湾岸諸国に移籍している。そして今、彼らの富がスコットランドサッカー界に影響を与えようとしている」
もっとも、現在25歳の旗手が欧州を離れるとは、なかなか考えづらい。『Daily Record』は「アル・イテハドに関係するニュース・ネットワークは、ハタテがサウジのチームと“親密”と伝えているが、現段階で実際に契約が成立しているかどうかは不明である」と補足している。
「25歳はセルティックとの契約がまだ3年残っている。しかし、アル・イテハドは、他の契約で金銭的な障害はない事実が証明されており、クラブにとっても選手にとっても、金銭面を考えると『ノー』と言うのは難しい可能性もある」