ラ・リーガ2強による激戦必至の“エル・クラシコ”がアメリカの地で開催。バルセロナにとっては、3-5で敗れた27日のアーセナル戦に続く、今夏2つ目のプレシーズンマッチ。この試合では、ペドリやウスマン・デンベレ、ロベルト・レヴァンドフスキ、イルカイ・ギュンドアンらが先発に名を連ねた。対するレアル・マドリードは、ここまでミラン、マンチェスター・Uを撃破し、プレシーズンマッチ連勝中。“宿敵”との一戦に向けて、ジュード・ベリンガムやロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオールらがスタメン起用されている。
【スコア】
バルセロナ 3-0 レアル・マドリード
【得点者】
1-0 15分 ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
2-0 85分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)
3-0 90+1分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb409164e568d880ad37168ab483b09e3087f810
バルサとレアルがアメリカの地で激突
直後の19分、クロスボールの処理を試みたロナルド・アラウホがボックス内でハンドを犯してしまい、レアル・マドリードがPKを獲得。しかし、ヴィニシウスのキックは無情にもクロスバーに阻まれた。その後も攻めるレアル・マドリードは39分、CKの流れでボールを受けたヴィニシウスのシュートがクロスバーを直撃。さらに押し込みにかかったベリンガムのヘディングシュートは右ポストに当たり、惜しくも同点とはならなかった。球際の激しい攻防も目立った前半は、バルセロナの1点リードを折り返す。
攻勢を強めるレアル・マドリードは62分、オーレリアン・チュアメニの強烈なミドルシュートがクロスバーを直撃。その後もヴィニシウスやロドリゴを起点に相手ゴール前に幾度となく迫っていくも、バルセロナの粘り強い対応に遭い、なかなかゴールネットを揺らすことができない。83分にはカウンターからヴィニシウスに決定機が訪れたが、右足のシュートは惜しくも枠の右へ外れた。
すると85分、高い位置でボールを奪ったバルセロナは、途中出場のフェルミン・ロペスがボックス手前中央で左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上隅に突き刺さった。20歳の“伏兵”のゴラッソでバルセロナがリードを広げる。2点ビハインドとなったレアル・マドリードは87分、ヴィニシウスが巧みなドリブルでボックス内に侵入し、角度のないところから右足を振り抜くも、またもやクロスバー直撃。逆にバルセロナは90+1分、F・ロペスの浮き玉パスに抜け出したフェラン・トーレスが押し込み、リードを3点に広げた。
試合はこのまま3-0で終了し、バルセロナが“エル・クラシコ”を制した。