ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、移籍の可能性が高まるモイセス・カイセドについて語った。
2021年夏にブライトンに加入し、期限付き移籍先から半年後に戻って来たカイセドは、以降チームの主力として大活躍。昨シーズンは公式戦43試合に出場して、クラブ初のヨーロッパリーグ出場権を獲得するプレミアリーグ6位フィニッシュやFAカップ準決勝進出の立役者の1人となった。
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「モイセスは出て行く。彼は今、私にとって重要なことではない」
そんなカイセドに対しては、今冬の移籍市場でアーセナルからの強い関心が届く。選手も移籍に前向きとされながらも、最終的に実現せず、その後ブライトンと新契約を結んだ。しかし今夏、同選手は再び去就に揺れている。チェルシーが強い関心を寄せる中、11日にリヴァプールが移籍金1億1000万ポンド(約202億円)で合意したと伝えられた。
プレミアリーグ開幕節のルートン・タウン戦を12日に控える中、ブライトンのデ・ゼルビ監督はプレスカンファレンスで去就に注目の集まるカイセドについて問われ「モイセスのことはもう忘れてしまった」と話し、以下に続けた。
「私はスカッドにいる選手たちのことを本当に誇りに感じている。我々はこのスカッドを完成させなければならない。(アレクシス)マクアリスターを失い、(レヴィ)コルウィルも失った。おそらく、カイセドも失うだろう。だから、我々はスカッドを良くしたい。選手が去っていくとき、それは彼らが良いプレーをしていたからだが、クラブや選手たち、そして我々コーチ陣への称賛でもある」
「ビッグクラブは選手を買うことはできるが、我々の魂やスピリットを買うことはできない。市場に出ていないものであり、出て行く選手たちよりも重要なものだ。金銭面は私の仕事ではない。私は移籍市場についての一般的なことしか答えられない」
「モイセスは出て行く。彼は今、私にとって重要なことではない」
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— ブライトン & ホーヴ・アルビオン (@OfficialBHAJPN) August 11, 2023