イングランド代表FWハリー・ケインがバイエルンで感じているプレッシャーについてコメントした。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ケインは今夏、下部組織時代から含めれば14年間を過ごしたトッテナムから“ドイツ王者”バイエルンに移籍。ブンデスリーガ開幕から3試合で3ゴール1アシストを記録し、新天地でも得点能力の高さを発揮している。
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今季からバイエルンでプレーするイングランド代表FWハリー・ケイン
ケインはバイエルンでプレーすることをトッテナム時代と比較し、「違うプレッシャーを感じている」と明かした。その理由については「(トッテナム時代は)もちろん、勝ちたかったけれど、2、3試合勝てなかったとしても、それは大惨事として取り上げられるようなことはなかった。だが、ここでは違う。バイエルンでは、すべての試合に勝たなければならないという感覚だ」と話し、“絶対王者”として敗北が許されないプレッシャーを認めている。
一方で、「これは世界有数のビッグクラブの一員だという証だと思う。このような感情にになることを楽しんでいるよ」とプレッシャーを前向きに捉えていることも明かしている。移籍を決めた理由にも触れながら「それこそが僕がバイエルンに行きたいと思った理由のひとつでもあるんだ」と語った。
また、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督の「ケインが優勝を経験することは代表にとって良いことだ」というコメントにも言及。「僕もそう思う」と同監督の発言に同意した上で「今の僕のキャリアに欠けているのは“トロフィー”だ。イングランド代表で何かを成し遂げるためには優勝経験が必要だと思うし、(代表の)キャプテンである僕はそのような場所に身を置きたい」と続け、バイエルンでの経験が今後のイングランド代表にプラスに働くことに自信を示した。