9日の国際親善試合でドイツと対戦した日本は前半からハイラインの守備戦術を採用し、2-1でハーフタイムを迎えると、後半は5バック布陣でドイツの攻撃をいなしつつ、最終盤にカウンターで2点を追加。終わってみれば4-1の大勝を収めた。
カタールW杯に続いてのドイツ撃破で、内容面でも大幅な進歩が見られた一戦。ところが、試合後の選手たちの様子から慢心は見られなかったという。
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「我々の目指すところはW杯で優勝すること」
ミーティングでは「確認」の意味も込め、森保監督から「我々の目指すところはW杯で優勝すること」という目標を改めて共有したという。
「そこから今の成長を忘れず、ステップアップしていこうということは選手に伝えているし、アジアの戦いであれば来年1月にアジア杯があるので、そこで優勝するということであったり、大きな目標はありつつも、日々やるべきことをしっかりやる、目の前の一戦に最善の準備をやることで積み上げながらやっていこうということを選手たちと共有させていただいている」
そう明かした指揮官は「ドイツ戦で勝てたことは本当に選手たちが素晴らしい試合をしてくれたが、誰も満足していない」と力説。「満足であったり、慢心があった時点で成長が止まる。常にレベルアップすることを考えながらやっていきたい。そしてドイツ戦の勝利でも、過去の勝利が次の勝利を約束してくれるものではない。トルコ戦に向けても今日、そして試合までにできることをしっかりやって、明日の試合で勝利を収められるようにチームとして準備していきたい」とトルコ戦に向けての意気込みを述べた。