
AZはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選に参戦していた影響で消化試合数が1試合少ないものの、ここまで3試合すべてを白星で飾っている。一方、スパルタ・ロッテルダムも2勝2分と好スタートを切り、無敗で駆け抜けている2クラブが相見えた。
ここまでECL予選を含めて公式戦全7試合にフル出場しているAZの菅原由勢は、日本代表帰りの一戦ながらスタメンに入りを果たした。一方、U-22日本代表としてAFC U23アジアカップカタール2024予選を戦ったスパルタ・ロッテルダムの斉藤光毅も先発に名を連ねている。菅原は右サイドバック、斉藤は左サイドの2列目に入ったため、日本人選手がマッチアップする“直接対決”が実現した。
【スコア】
AZ 2-0 スパルタ・ロッテルダム
【得点者】
1-0 18分 ダニ・デ・ヴィト(AZ)
2-0 19分 ヴァンゲリス・パヴリディス(AZ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b27f0fbb099e8f2f7905ebfdb6714f728f00c248
AZの菅原はフル出場を飾り、スパルタ・ロッテルダムの斉藤は85分に途中交代

直後の19分には左サイドバックのデヴィッド・ウルフが対角方向へロングフィードを蹴り込むと、ペナルティエリアへ走り込んだデ・ヴィトが頭で落とす。ペナルティエリア中央でサポートしていたヴァンゲリス・パヴリディスは巧みなファーストタッチで前を向くと、反転から左足シュートを流し込み、AZがわずか2分間で2点のリードを奪った。
AZの2点リードで折り返した後半も試合の様相は変わらず、基本的にはAZがボールを握りながらシュートの本数を増やしていく。それでも、これ以上の追加点は生まれず、試合はこのままタイムアップを迎えた。
勝利したAZは無傷の開幕4連勝を飾った。勝ち点上ではPSV、トゥウェンテと並んでいるが、得失点差の関係でPSVに次ぐ2位につけている。一方、スパルタ・ロッテルダムは今季初黒星を喫した。AZの菅原はフル出場を飾り、スパルタ・ロッテルダムの斉藤は85分に途中交代した。