
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英のレアル・マドリード復帰の可能性が報じられているなか、スペイン紙『マルカ』は現状を分析した上で見解を示した。
昨夏に、2019年夏から在籍したレアル・マドリードからレアル・ソシエダに完全移籍した久保建英。“チュリウルディン(白と青)”で迎えた初年度にラ・リーガで9得点7アシストとついに才能を開花させると、今シーズンもすでに3得点1アシストを記録。極め付けは17日のレアル・マドリード戦で、現地メディアから「ワールドクラスのスター」や「フットボールの博士号を取得した」などと称賛の嵐を浴びていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/27e7994f2c1b211806bb81dd6d83e877182f499f
久保建英のレアル・マドリード復帰はあるのか?

そんな久保を巡っては、レアル・マドリードが買い戻す可能性が報じられている。同選手の復帰に対する見解を示した『マルカ』は「クラブ上層部はタケのクオリティを熟知している。日曜日の試合に限って言えば、迷うことなく獲得に動くだろう」と前置きし、「当然、レアル・マドリードはタケを筆頭に、オプションを保有している全ての選手を完璧かつ徹底的にチェックしているが、彼に対する注目度は別次元」と指摘。ただし、「このオペレーションは簡単ではない。なぜなら高いコストがかかるからだ」と懸念点を述べた。
また、同紙は「タケの将来が即座に決定されるのであれば、彼の復帰に賭けるが、そのタイミングは数週間が経てばやってくる」と決断には時期尚早とのこと。加えて、「考慮すべき要素はたくさんある。まずは選手本人の意思。それからレアル・マドリードのビジョンと、その中における日本人選手の立ち位置だ」としつつも、「全ての優秀な選手がトップチームに入れるとは限らない。ブラヒム(・ディアス)、フラン・ガルシア、ホセルのように、復帰の扉は閉ざされているわけではないが、カンテラで頭角を現しているニコ・パスとゴンサロの扉も開けておきたい」と現状を分析している。
