チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、今年1月の加入から未だノーゴールのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクについて語った。イギリス『ミラー』が伝えている。
1月に移籍金8700万ポンド(約157億7000万円)でシャフタールから加入したムドリク。加入から現在に至るまでシーズンを跨いで公式戦22試合に出場しているが、ゴールはない。
そんな新・背番号10に対し、ポチェッティーノ監督はチームが転換期にあることも意識してか、長い目で見守る方針。27日に行われるEFLカップ(カラバオカップ)3回戦のブライトン&ホーヴ・アルビオンの前日会見でムドリクとの対話を明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/541f3ea20d77b402097f1ad60701695060bec6f2
結果出せないムドリクにポチェッティーノ監督は
「選手にとって自信はスーパーマーケットで買えるものではない。脳がどのように作用するか、知っておく必要がある。周囲からの信頼を得て、自らの信念をピッチで提供できるシチュエーションを、少しずつ彼に作り出してあげたい」
「今日は彼にこんなことを言ったよ。『私はもう50歳で、あらゆる選手を見てきた。若いキミの信念やクオリティには疑いの余地がないよ。だが、今はキミ自身が己を知ることが重要だ。まだ信念とクオリティのバランスが取れていない。それは難しいが、とても重要なことだ』とね」
17日のボーンマス戦後にもムドリクについて「まだ学ぶ必要がある。プレミアリーグの選手は皆速いし、ゲームスピードだって速いだろう? ゲームを理解し、チームメイトとのつながりを大事にするよう努めるべきだ」と語っていたポチェッティーノ監督。ムドリクへの厳しさは期待の裏返しだ。