中国の広州で開催された2010年大会以来、3大会ぶり2度目の優勝を狙うU-22日本代表。Jリーガーと大学生を中心とするメンバーで臨む今大会は、U-24カタール代表、U-24パレスチナ代表と同居したグループDを2連勝で突破し、決勝トーナメント進出を決めた。ベスト8進出をかけた今回の試合では、グループAを3位で終えたU-24ミャンマー代表と対戦する。
日本は前の試合からスタメンを10名変更。DF馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌)、MF松岡大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ/ブラジル)、MF佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)らが先発に名を連ねた。グループステージで2試合連続ゴールをマークした谷内田哲平(京都サンガF.C.)はベンチスタートとなった。
【スコア】
U-22日本代表 7-0 U-24ミャンマー代表
【得点者】
1-0 12分 佐藤恵允(U-22日本代表)
2-0 26分 鮎川峻(U-22日本代表)
3-0 27分 佐藤恵允(U-22日本代表)
4-0 35分 鮎川峻(U-22日本代表)
5-0 42分 角昂志郎(U-22日本代表)
6-0 66分 内野航太郎(U-22日本代表)
7-0 73分 日野翔太(U-22日本代表)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9126470caf0b3c79edf4fb74205f14c10554cbe6
U22日本代表がアジア競技大会でベスト8進出
リードを奪った日本はその後もボール保持率を高め、相手ゴール前に迫っていく。26分には右サイドでの連携プレーからボックス内の重見へとパスが繋がり、混戦からゴール前中央へボールが溢れる。このルーズボールを鮎川峻(大分トリニータ)が押し込みネットを揺らした。さらにリスタート直後には、スルーパスで相手DFの背後に向け出した佐藤がGKの股を抜くシュートを沈め、リードを3点に広げた。
35分にはボックス内左の深い位置に抜け出した佐藤が中央へグラウンダーのクロスを送り、走り込んだ鮎川がネットを揺らし点差を広げる。42分には左に開いた佐藤の鋭いクロスを角昂志郎(筑波大)がダイレクトボレーで押し込み5点目を奪った。日本が終始優位に立ったまま、前半は5-0で折り返した。
後半も攻め続ける日本は、佐藤に替わって投入された小見洋太(アルビレックス新潟)や日野を中心に相手ゴール前に迫っていく。すると66分、直前に投入された内野航太郎(筑波大)がボックス手前中央から右足を一閃。狙い澄ましたシュートがゴール右下突き刺さった。73分には右サイド攻撃を起点にミャンマーを押し込むと、最後はボックス手前中央から日野翔太がミドルシュートを沈め点差を7点に広げる。
その後も日本はテンポの良いパス交換でミャンマーを押し込み、サイドからのクロスやミドルシュートで8点目を狙いにいく。追加点こそ奪えなかったものの、ミャンマーに付け入る隙を与えず、7-0でゲームを締め括った。