スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、昨季移籍後からの目覚ましい活躍により、欧州5大リーグのビッグクラブからも関心を集めているとされる。そのなかで、ソシエダのジョキン・アペリバイ会長は、「タケの権利は我々が100%持っている」と発言している。スペインメディア「COPE」が伝えた。
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アペリバイ会長は久保が長くソシエダでプレーすることを切望
ソシエダ在籍2シーズン目を迎えた久保は、今季ラ・リーガ8試合で5ゴールと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、8戦8発のイングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの月間MVPを受賞した。
スペインを席巻するパフォーマンスを受け、欧州名門クラブへの移籍話が浮上。イングランド1部の名門マンチェスター・ユナイテッドやリバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアル・マドリードからの関心がたびたび報じられている。
そのなかで、ソシエダのアペリバイ会長は現地時間10月19日、「タケの権利はラ・レアル(ソシエダ)が100%持っている。もし選手を売却すれば、マドリードに50%近くの売却収入が分配される。売却するかどうかの決定はラ・レアル次第だ。タケが何年もここにいてくれることを願わずにはいられないし、私はそうなることを期待している」とコメント。久保の去就に関しては外部の要素に左右されることはなく、ソシエダの決断による、と語った。