モナコがブレストに完封勝利…南野拓実は終盤に出場、好機演出も8戦ぶりゴールとはならず

南野拓実

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リーグ・アン第11節が5日に行われ、モナコとスタッド・ブレストが対戦した。

モナコは今季開幕から5戦負けなしと好スタートを切り、現在は6勝2分2敗で3位につけている。今節はここまで4勝3分3敗と悪くない成績を残しながら、現在は2連敗中のスタッド・ブレストをホームに迎える。モナコは負傷の影響で戦線を離れていたギジェルモ・マリパンがスターティングメンバーに復帰し、アレクサンドル・ゴロヴィンやフォラリン・バログンらが先発入り。南野拓実やウィサム・ベン・イェデルらはベンチスタートとなった。

【スコア】

モナコ 2-0 スタッド・ブレスト

【得点者】

1-0 16分 デニス・ザカリア(モナコ)

2-0 69分 アレクサンドル・ゴロヴィン(モナコ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb78aecacbe2f08358a002714ed583843c5558e7

モナコが2-0でブレストを撃破

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試合は立ち上がりからスタッド・ブレストが攻勢を強める。10分、敵陣中央でセカンドボールを拾ったピエール・レース・メルが持ち運んで右サイドへ繋ぐと、流れていたマフディ・カマラがダイレクトでグラウンダーのボールを供給。中央の密集を抜けると、最後はファーサイドに走り込んでいたジェレミー・ル・ドゥアロンがゴールに流し込んだ。ル・ドゥアロンの2試合連続ゴールでスタッド・ブレストが幸先良く先手を取ったかに思えたが、オンフィールドレビューによって、直前のプレーでレース・メルにファウルがあったことが確認される。ゴールは取り消しとなった。

ヒヤリとしたものの判定に助けられる形となったモナコは、16分に左コーナーキックを獲得。ゴロヴィンが右足で中央へ蹴り込むと、GKの前に走り込んだデニス・ザカリアがヘディングシュートを叩き込む。ザカリアが今夏加入後初ゴールを決め、モナコが先手を取った。

勢いに乗ったモナコは25分、敵陣左サイドの内側で前を向いたゴロヴィンが右足で浮き球のボールを繋ぐと、マゲネス・アクリウシェが頭で落とす。待っていたバログンが左足で冷静にGKとの1対1を制したが、オフサイドのため追加点とはならない。対するスタッド・ブレストも27分、ペナルティエリア手前右寄りの位置でフリーキックを獲得。ケニー・ララが右足で柔らかいボールを入れると、リリアン・ブラシエがヘディングシュートを沈めたが、ここもオフサイドで得点は認められなかった。

モナコの1点リードで後半に折り返すと、69分に再び試合が動く。モナコは敵陣でのクリアボール回収から右サイドで細かくボールを繋ぐと、ペナルティエリア右のスペースへ飛び出したユスフ・フォファナがマイナス方向へ折り返す。待っていたゴロヴィンはファーストタッチから右足で狙い澄ました一撃を沈め、モナコがリードを広げた。

終盤に差し掛かると、81分からピッチに立った日本人アタッカーにチャンスが訪れる。モナコは敵陣でクリアボールを回収したところから、ペナルティエリア手前でフォファナからの横パスを受けた南野が右足一閃。ジャストミートしたミドルシュートは枠を捉えたが、シュートはGKマルコ・ビゾットに阻まれた。

試合はこのままタイムアップ。前節のリール戦を0-2で落としていたモナコが、ホームに戻ってきてきっちりと白星を飾り、今季初の連敗を回避した。一方のスタッド・ブレストはリール、パリ・サンジェルマン、そしてモナコと3連敗を喫している。

次節、モナコは11日に敵地でル・アーヴルと対戦する。一方、スタッド・ブレストは12日にストラスブールをホームに迎える。

コメント

  1. 名無し より:

    最初だけで、最近はスタメン起用もなく辛い状況だけど頑張って欲しい
    必ずチャンスは来るし、シーズン通算8~10得点決めてほしいが・・・
    最悪シーズン5、6点でもいいので頑張ってくれ

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