11月12日、英国では前日に引き続きプレミアリーグの第12節が5試合行われ、日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンはホームでシェフィールドUと対戦。三笘は9日にアウェイで行われ、90分フル出場を果たしたヨーロッパリーグ戦から中2日のこの試合はベンチスタート。日本代表MFがベンチからキッフオフを見つめるのは、今シーズンの公式戦で9月24日に行われたボーンマスとのリーグ戦以来9試合振り2度目となった。しかし前回サブ出場して2点を決めたボーンマス戦と同様、後半の頭から登場。積極的なプレーを見せてゴールが期待されたが、ブライトンに一発レッドカードの退場者が出て、試合の風向きががらっと変わった。
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三笘薫は後半から出場
しかしデ・ゼルビ監督は目先の勝利より、連戦の疲れが残るエースの温存を選択して三笘はベンチスタート。ところが試合開始早々の前半6分、三笘の代役となったアディングラが左サイドから中央に鋭いドリブルで切り込むと、ララーナとのワンツーで最終ラインを突破し、GKとの1対1に持ち込むと、右足を振ってゴール。日本代表MF顔負けのスーパー・プレーでブライトンがあっさりと先制し、快勝への足がかりを作った。
この後もブライトンが順調にチャンスを作る。一方のシェフィールドUはボールがつながらず防戦一方。アウェイチームにとって前半を1-0で終えたのはラッキーだった。
三笘が出場したのはそんなブライトン優位の後半の頭から。後半7分には左サイドを突破して得意の折り返しクロスを放ち、同13分には左サイドの角度のない位置からだったが、至近距離から左足を振り抜いて枠内にシュート。前回にサブ出場して2得点したボーンマス戦を彷彿させる積極的なプレーでシェフィールドUを追い詰めた。ところが後半24分、そんなブライトンの優位が一瞬にして崩れ去った。MFダフードが危険タックルで一発レッドカードの退場処分となり、この判定でホームチームが明らかに動揺した。
そして後半29分、押し込んだシェフィールドUが同点に追いつく。右サイドから放たれた高速のクロスボールにブライトンCBのウェッブスターが滑り込んだが、必死に伸ばした左足に当たったボールが味方のゴールネットを揺らして、不運なオウンゴールとなった。三笘は「戦い方も、メンタル的にもちょっと引きすぎたところありました。やるべきことがはっきりしてないってところで、やっぱり(守るのか攻めるのか)どこに行くのか迷いがあったのは事実です」と話した。
その後は10人でも攻める姿勢を見せて一進一退の展開に持ち込んだが、結局決勝点を奪うことはできずに1-1ドローで試合を終えた。絶対に取れていたはずの勝ち点3を逃した試合後、三笘は「レッドカードのところはちょっとよくわかんないですけど、見てないんで」と語ったが、「まあでも、その後に自分たちがやるべきことやれば、全然(1点リードを)守れたと思います」と厳しい表情で語った。
この結果ブライトンはリーグ戦で6戦未勝利。クラブの悪い流れの中、今回の代表戦をどう受け止めるのかと聞かれた26歳MFは「やっぱり、このまま悪い流れのまま(代表に)行きたくないってのもありますけど、一旦切り替えてっていうとこもありますし。切り替えて、代表でしっかり結果を残して、いい状態で(またプレミアリーグに)臨みたいと思います」と話して、日本、サウジアラビアと続く、移動も含めて厳しい連戦に旅立って行った。
コメント
やっぱ右サイドにブオナノッテが出てると右からの攻めは期待出来ないな
左SBに転向させて使い潰した方がチームに有益になるだろ
三笘最悪の出来だったな…
守備意識改善しないと
いや三笘の出来は上々だったでしょ珍しく前半休めたし
ダフートがいらんレッドで退場したのが全て