「まだ2次予選なので。皆さんも思っている通り、勝って当たり前の試合で質を求めたい。何ができるか、自分たちで厳しく評価しないといけない段階」
日本代表がミャンマー代表に5-0と快勝した後のミックスゾーンで、南野拓実は記者団に対してそう言った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f35059f429c444b23cce0aed78c11b099c2c7eee
「自分たちを厳しく評価しないといけない」と話した南野
「最後の質だったり、自分も前を向いた時にどうやってプレーするか、そのあたりは改善の余地があると考えています」
確かに、決めるべきチャンスはたくさんあった。むしろ、「外し過ぎ」との印象を抱いたファン・サポーターはいたかもしれない。決定機逸の多さを懸念したからだろう。南野も、ミャンマー戦の出来には決して満足していない。
「自分たちの形はなかったかなと。そういうところは詰めていかないといけない」
大勝すればチームの良いところが目立ち、悪い部分が見えにくくなる。ただ、「勝って当たり前」という点を踏まえれば、5点で満足してはいけないのかもしれない。
前回大会のワールドカップ予選を体験しているからこそ、南野拓実は一喜一憂しない。勝って当たり前の試合で突き詰める。それが本大会の成功につながることを彼は過去の経験から理解しているのかもしれない。