
トップチームに在籍するフィールドプレーヤーが20人とリーグ最少スカッドのデュッセルドルフ。来年1月に補強を目指すも、資金調達のためには選手の売却が必要。そんな中、夏の移籍市場に続き、今冬も田中がその候補の1人となっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16a31d6c7b7de0ed7429544a28850595cc40a26a
少なくとも来夏までデュッセルドルフに残留か

「1月12日にカタールでアジア杯が始まる。日本は優勝候補とみられており、田中は2月10日の決勝戦まで母国のためにプレーする可能性があるからだ。それまで2部ではすでに3試合、1部では4試合が行われ、さらにDFBポカールの準々決勝もある。国外も試合日程は似ており、イングランドのような国だと田中はさらに多くの試合を欠場してしまう」
また、同紙の記者は改めて今季チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドが夏に田中の獲得に動いていたことに言及。「この日本人選手を370万ユーロで獲得する希望をメールで伝えたが、フォルトゥナにはその後、その2部クラブから何の連絡もなかった。シモン・ツォラーの獲得も、その無駄な連絡待ちによりなしとなった」と田中のリーズ行きの話が実現しなかったことを、結局ザンクト・パウリに加入したFWツォラーを逃した一因とした。
記事では、デュッセルドルフ幹部のクラウス・アロッフス氏が先日の総会で田中の去就について「碧は我々と長期契約を結んでいるが、両側とも受け入れれば、移籍も可能ということで彼と合意している」などと、移籍の可能性を示唆していたコメントも紹介。一方で記者は、1月に移籍した場合、田中が新クラブで「数試合欠場するだけではなく、ウィンターブレイクがなく、タフな大会の疲労もあって、残りシーズンはリスクを抱えること」にアロッフス氏が触れなかったことを強調し、やはり「冬の移籍の望みが薄れつつある」とした。
