
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が起用されないことに疑問の声が出ている。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』が、PAOK戦でのほかの選手の起用に頭を傾げている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dba4ac720fa4d18ea5c40fcbe46e858fe12ec83
長谷部はこれまで公式戦21試合中6試合に出場、4部と3部チーム相手のDFBポカール戦のみ先発と出場機会が大幅に減少

来年1月に40歳の誕生日を迎える長谷部。昨季はオリヴァー・グラスナー前監督の下でチャンピオンズリーグでの4試合を含む公式戦27試合に、主に3バック中央の位置で出場(先発出場は22試合)した。ディノ・トップメラー現監督は主に3バックシステムを採用も元ドイツ代表DFロビン・コッホを同ポジションに配置。チームは一時リーグ最少失点数を記録するなど安定した守備を見せていた。
そのため、長谷部はこれまで公式戦21試合中6試合に出場、4部と3部チーム相手のDFBポカール戦のみ先発と出場機会が大幅に減少。そんな中、同監督は先月上旬から戦線離脱を強いられているコッホの代役として、11月30日のヨーロッパ・カンファレンスリーグ第5節PAOK戦でクロアチア人DFフルボイェ・スモルチッチを抜擢した。そして、『フランクフルター・ルンドシャウ』の記者はその選択に頭を傾げている。
同紙は1-2で敗れたPAOK戦でのパフォーマンスを評価する中、スモルチッチについて、「またしても長谷部より優先された。一体なぜ?」とその起用の理解に苦しむ様子を示し、「デュエルでは不安定で、0-1の前には相手クロスの下に潜れば、パスミスも連発した」と酷評した。
