
コッパ・イタリアでは過去7度の優勝を誇るラツィオ。しかし、直近での優勝は2018-19シーズンまで遡り、ここ4年間は準々決勝での敗退が続いている。久々のベスト4進出、そして5年ぶり8度目の優勝に向けて、まずはセリエA対決となったラウンド16をしっかりと突破したいところだ。ラツィオはマッテオ・ゲンドゥージやグスタフ・イサクセン、ペドロらに加え、日本代表MF鎌田大地がスタメンに名を連ねている。
【スコア】
ラツィオ 1-0 ジェノア
【得点者】
1-0 5分 マッテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/80403c809036e5cf10d4cd1786f3a5c5888c3e25
鎌田大地が先発出場したラツィオがジェノアを撃破

ジェノアは25分、ベルカン・クトルが味方とのワンツーでボックス手前に侵入し左足を振り抜くも、シュートは枠を捉えれず。対するラツィオはその直後にアクシデント発生。イサクセンがプレー続行不可能となり、フェリペ・アンデルソンとの途中交代を余儀なくされた。30分には右サイドを持ち上がったゲンドゥージがボックス内にグラウンダーのボールを送ったが、走り込んだペドロのシュートはGKの正面を突いた。
その後は一進一退の攻防が続く。ラツィオは42分にボックス内のF・アンデルソンにシュートチャンスが訪れるも、枠に飛ばすことができず。両チームともスコアを動かせず、前半は1-0での折り返しとなった。
後半に入り50分、ラツィオは鎌田も絡んだ攻撃で左サイドを崩し、最後はペドロがボックス内左からクロスを送ったが、惜しくもゴールには繋がらず。59分には再び鎌田がチャンスシーンを創出。ペドロとのワンツーで左サイドを突破し、ボックス手前へラストパスを送る。しかし、ペドロのシュートは枠の上へ外れた。ジェノアはその直後、後方からのロングフィードに抜け出したレテギが決定機を迎えたが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。
72分にはラツィオに決定機。ペッレグリーニのアーリークロスにF・アンデルソンがダイビングヘッドで合わせたが、シュートは惜しくも枠の右へ外れる。80分には鎌田のスルーパスに抜け出した途中出場のチーロ・インモービレが鋭い切り返しからシュートを放つもGKにセーブされた。直後の81分に鎌田はトマ・バシッチとの交代でピッチを後にした。
試合はこのまま1-0で終了し、ラツィオがベスト8進出を決めた。