
昨シーズンに続いてレアル・ソシエダでハイレベルなパフォーマンスを披露している久保建英には、2019年夏から昨夏までの3年間契約を結んでいたレアル・マドリーの再獲得が取り沙汰されている。
マドリーの専門メディア『Defensa Central』は12月20日、改めて来夏の獲得候補について、久保が有力視されている事実に触れ、「今シーズン最も注目を集めている選手のひとり」と伝えた。
「グアルディオラ監督は契約解除金の6000万ユーロ(約93億円)を支払う用意がある」

同メディアは、「マドリーは日本人選手の状況を引き続き分析しており、プレミアリーグで彼に大きな関心が寄せられていると認識している」とし、こう続けている。
「マンチェスター・シティは彼の獲得を望んでおり、ジョゼップ・グアルディオラ監督は契約解除金の6000万ユーロ(約93億円)を支払う用意がある」
記事は「もちろん、(マドリーの)フロレンティーノ・ペレス会長はカードを用意している。マドリーはタケ・クボの権利の50%(移籍金の半分を得られる)を所有しているため、(事実上)3000万ユーロでの買い取りオプションがあるからだ」と状況を説明。こう締めくくっている。
「これにより、レアル・マドリーが最終決定権を持っており、日本人選手がマンチェスター・シティに最終的に移籍するかどうかは常にぺレス会長次第であることが明らかになった。だが、今のところレアル・ソシエダは大きな動きがあるにもかかわらず、まだ彼を引き留めることを考えている」
