
スター選手、監督たちの新たな移籍先として注目を集めたサウジアラビアリーグ。元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラード氏もアル・イテファクの監督として中東に活躍の場を求めた1人。だが、そこで大きな壁にぶつかっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/925f9a878912432fe5e7f67729380cb817679274
10月末のアル・ワフダ・メッカ戦以来チームは勝利なし

2022年10月までアストン・ビラを率いたジェラード監督は今年7月にアル・イテファクの新指揮官に就任した。同クラブには今夏、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンやオランダ代表FWジョルジニオ・ワイナルドゥム、セルティックやリヨンのエースとして活躍したフランス人FWムサ・デンベレ、元レスター・シティのFWデマライ・グレイなど欧州から多くのトップ選手も加入していた。
しかし、アル・イテファクは10月末のアル・ワフダ・メッカ戦(3-2)での勝利を最後にここ2か月間勝利から遠ざかっており、リーグ戦では9位と低迷。首位アル・ヒラルとの勝点差は「26」と大きな差が開いている。
そうしたなかで、ジェラード監督は選手たちを鼓舞しつつ、クラブにさらなる補強を求めていた。英紙「デイリー・メール」が同監督のコメントを次のとおり伝えている。
「これはチーム全体の問題だ。ここに入る選手たちは今まで以上のものを出し、ステップアップする必要がある。チームにもスカッドにも大きな変化をもたらしていく必要があるだろう。1月の終わりにこれまでとは違う、さらに強い、競争力のあるスカッドが見られることを願っている」
