ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧は今月中にブンデスリーガ1部へのステップアップするのだろうか。ドイツ紙『ビルト』によれば、日本代表DF板倉滉が所属するボルシア・メンヒェングラットバッハが獲得に乗り出すかは、U-21フランス代表MFマヌ・コネの去就にもよるという。
アジアカップに向けた日本代表への招集が見送られ、デュッセルドルフに戻ってきた田中。選外に驚かされた様子の現地メディアはその去就に注目し、『ビルト』も「ライン川の反対側」、ボルシアMG行きの可能性について伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5dc728842d5a29f6c0a245c7570bbb60f3ddda0
ボルシアMG行き浮上の田中碧
同紙曰くボルシアMGは、ユヴェントスやナポリ、パリ・サンジェルマンからの興味が報じられるコネが今冬に移籍となった場合、代役の確保が必要となるとのこと。クラブはコネの退団に備えて、すでにデュッセルドルフと接触し田中の売却の条件について問い合わせたという。
記事ではデュッセルドルフ強化担当のクラウス・アロフス役員が「アオが1部リーグでのプレーを望んでいることに変わりはない」と語ったことも紹介。同役員は「これは彼が1部リーグでプレーしていない数少ないメンバーの1人である日本代表での立場にも関係している」と田中に理解を示しつつ、次のように続けた。
「市場では関心があり、いくつかのクラブがこのポジションの補強を求めている。だが、我々は必死になんらかの解決策を探しているわけではないよ」