フォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧は、勝利に終わったハンザ・ロストック戦を振り返った。
デュッセルドルフは25日、2.ブンデスリーガ第23節でハンザ・ロストックと対戦した。試合は序盤にデュッセルドルフが先制点を奪うと、18分には右からのボールを受けた田中が中側に持ち出してミドル。これがゴール右に決まり、前半のうちにリードを2点に広げて折り返した。後半は押し込まれる時間が続いたが、なんとかリードを守り切って試合は終了。2-0で6試合ぶりの勝利を手にした。
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田中碧が右足ミドルで今季5点目
— all goals @FootColic 🔴 (@MuoiR22309) February 25, 2024
田中は今季5得点目のゴールを奪取。チームの勝利に大きく貢献する活躍を見せた。試合後、田中は「勝ってよかった。それに尽きる。(ここ数試合の結果でチームが)余裕のない感じだったので、勝つことで自信を取り戻す必要があったから勝ててよかった」と喜びを口に。続けて、上位争いに加わっていく上でも負けられない状況だったと言い、「これから上位との対決が待っているので、ひとまず次につなげられた」と思いを明かした。
また、最近は自身のプレーによりフォーカスしていると主張。「例えばフィジカルでぶつかったときに勝ったりするときもありますけど、そこで『でも今のプレーはプレミアだったりブンデスだったら取られてるかも』とか、そういうのを自分の中で感じながらやってる」とし、自身の中で高い基準を求めながらプレーの改善に取り組んでいるようだ。
この試合でも自ら目の前の選手をドリブルでかわしながら前線に運んだりと、新たなプレーにトライする姿も見られた。
「最近は1人、2人剥がしたり、ドリブルしたりしますけど、あんなプレーをするタイプでもなかった。でもそういうトライをしながら、できる部分を成長させようというのは考えています」